或る竜党の野球速報

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コロナに振り回されて【10/6 VSヤクルト】

ドラゴンズ

ドラゴンズ スワローズに勝利!

新型コロナの影響で試合前にスワローズの先発が変更。スワローズにとってはかなり苦しい試合となり、逆にドラゴンズは勝って当たり前の試合に。勝敗以前に面白い試合を見たいという思いは、コロナのせいで台無しとなってしまいました。

勝野 試合を作る

山田と青木のいないスワローズ打線なので、どう評価するか難しいね。ただ、村上をきちんと抑えたのは評価すべきかな。

初回はいきなり先頭打者に安打を許し制球を乱す場面もあるなど少し心配な立ち上がりだったが、村上のところから少し落ち着いた投球に。一度リズムを掴めればスイスイと投げられるようで、その後7回まではほとんど危なげない投球だった。ただ、8回はピンチを招き、イニング途中で降板。ここはきちんと投げ切らないといけない場面でしょう。

まだ多くの問題を残しており、今一つ信頼できない投手となっている。

2回の攻撃は見事だったけど

ここ最近でようやく取り戻した繋がる攻撃を今日もやることが出来た。ただ、追加点が取れず。コロナの影響でスワローズ打線の破壊力が落ちていたため大きな問題とならなかったが、土曜の反省を全く活かせられていないのは頂けない。

キノタク 今日も存在感

今日も見事な働き。正捕手の座にますます近づく内容だった。

打撃では先制した勢いをさらに加速させる長打を放ち、その後の追加点に繋がる。また、ここでの走塁も素晴らしく、京田の内野安打で二塁から一気にホームイン。クロスプレーではタッチを見事にかわす上手い走塁を披露した。

肝心の守備でも完封リレーをリード。文句の付けようがないパフォーマンスだったと思う。

総括

勝って当たり前の試合にしては中途半端な内容。結局、勝ちパターンを起用せざるを得ないなど、まだまだ隙が多い。有利な状況でも兜の緒をしっかり締めて戦わなければいけないよ。

コロナの影響もあり、見所の少ない試合だった。一方で、スワローズの感染対策への動きは素晴らしく、小川が陰性で本当に良かった。明日は楽しい試合をしましょう!

天敵だらけ【10/4 VSDeNA】

ドラゴンズ

ドラゴンズ ベイスターズに敗北。

昨日の試合を、勝ち逃げできたのを活かせるか、猛追されたのを活かされるか注目していたが、残念ながら後者になってしまった。

ただ、勝ちパターンの連投が続いており勝ち筋があまり無かった試合なので、切り替えやすい敗戦でしょう。

松葉 2発に沈む

またもやオースティンにやられた登板となった。今季はここまで良く投げてくれているが、やはりヒッターズパークだと通じない投球が続いている。ナゴヤドーム限定の起用も視野に入れるべきだろう。ただ、来週の日曜はナゴヤドームであるものの、相手は巨人。今の松葉では少し厳しいと思うので他の先発と入れ替えたいところだが、残念ながら交代できる候補が見当たらない。もう一度松葉に期待する方が得策かなと考えるが、少し難しい展開となっている。

天敵だらけのベイスターズ

ここ数年相性が悪くドラゴンズキラーを有している選手も多いベイスターズ。今日はそのキラーぶりを存分に発揮されてしまった。

オースティン対策は急務

この3連戦、何れの試合でも大小の違いはあれど仕事をさせてしまった。相変わらず外国人の長距離打者に手痛い一発を喰らうのが好きなドラゴンズ。オースティンに限った話ではないが、外国人打者への対抗策は来季へ向けての重要な問題。何とか良い策を来季の開幕までに見付けて欲しい。

攻略できた天敵もいるのだ

前回少し攻略できた大貫にほぼ完璧に抑えられてしまった。一度攻略しかけた相手に再度やられてしまうのは感心しない。

ただ、今カードでは濱口や石田など今まで苦汁を舐めてきた相手に一矢報いることはできたし、緊迫した状況じゃないのでそこまで評価できることではないが、今日の最終回には三嶋からも点が取れた。だからこそ、この一矢を今後も射てるかどうかが大事。次回ベイスターズと対戦する時は勝敗と同時に誰を攻略したかや誰にやられたかについても注目していきたい。

総括

今日の負けは仕方がない。ただ、もうちょっと早く打線には抵抗して欲しかったね。まあ、これがカード頭でなくて良かったと開き直って、来週からまた頑張りましょう!

ビジター9戦が終了

苦戦が予想されていたAクラス相手のビジター9戦を4勝5敗で終えた。個人的には善戦できたと評価して良いと思う。後はみんな大好きなナゴヤドームの試合が多い。ここをちゃんと取って少しでも上の順位で、少しでも多く貯金を作ってシーズンを終えたいね。

打線が爆発も難しい局面に【10/3 VSDeNA】

ドラゴンズ

ドラゴンズ ベイスターズに勝利!

試合序盤で打線が爆発し早々に勝負を決めた試合。ただ、こうした試合も難しいところがあるよね。

打線爆発!

今日は打者陣から触れていこうと思う。確実に状態は上がってきた中、序盤2イニングは本当に見事な攻撃だった。

周平 安定のクラッチヒット

今日も口火を切ったのは周平。2アウトから外国人コンビが作ったチャンス。ここをモノに出来なかったのが今年のドラゴンズ打線。しかし、今の周平はきちんと仕事をこなしてくれる。序盤の9点もこのタイムリーがあったからこそ。そう考えると、本当に大きな一打だった。

キノタク 打てる捕手だ!

初回は周平のタイムリーからさらに広がったチャンスを活かしたタイムリー。攻めの時間が長くかかった中、1点では物足りないというところでありがたい追加点だった。そして、2回のスリーランはお見事の一言。この試合の主導権を完全に握る一発だった。

打てる捕手がいてくれると点が入りやすいと改めて感じた活躍ぶり。攻守ともに欠かせない存在となりつつあるので、疲労と故障には注意して欲しい。

一つ苦言を

序盤の攻めは何のケチも付けられない素晴らしい攻めだったが、その後追加点を取れなかったのは頂けない。序盤で大差を付けた時点で今日の試合は勝つだけでなく、リリーフを温存しながら勝つとチームのビジョンが変わった。そのためにはコンスタントな得点が必要だったのだが。

相手も連戦続きでリリーフは疲弊しており、負けが濃厚な試合でそれほどリリーフは使いたくない。そうした後手後手の投手起用をしなければならない相手にもう一撃加えることが出来なかったのは残念であり、大きな反省点。

難しい投手運用

上記でも言ったように、序盤で大量点を取ったことで今日の試合はリリーフを温存したいと首脳陣は考えたはず。ただ、ヒッターズパークであまり隙を見せる訳にもいかず、難しい投手運用となった。

福谷 仕事を果たす

序盤の大量点により、ある程度の失点は許容しながら少しでも長いイニングを投げるというプランに変更したと思う。福谷にとってこういった試合はほとんど経験がないので少し心配していたが、7回まで投げ切り立派に仕事を果たした。

被本塁打2本については反省が必要だが、後続をきちんと切っていたので大きな問題とならなかった。長打を打たれても割り切った投球が出来たのは大きな収穫。結果的に4失点を取られたことは福谷にしては悪い結果だと思うが、今日は長いイニングをきちんと投げることが大事。どうしてもこちらは守りに入ってしまい、相手は開き直って攻め一辺倒となる難しい展開。こうした展開でもしっかり試合を作った福谷は頼もしい存在。

結果的に勝ちパターンを投入

結果的に勝ちパターンを投入せざるを得なかったのは勿体なかった。こうなった原因は打線が追加点を取れなかったことも当然あるのだが、もう一つ勝ちパターン以外の投手が今一つ信頼できないところにもある。

現に、今日も最初は木下雄に8回を任せたが、1アウトも取れず徒らにピンチを作っただけの投球だった。彼だけでなく藤嶋や橋本など本来はこうした場面で投げて欲しい面子が頼りなさ過ぎる。この点に関してはオフの課題の一つでしょう。

一方の勝ちパターン、福、祖父江、ライデルには感謝感謝。かなり疲労はあると思うが、確実に勝ちを拾ってくれるので頼もしい限り。

総括

序盤は圧勝の気配も最終的に怪しい空気となってしまったのは残念。打線と勝ちパターン以外のリリーフ陣には反省を促したい。ただ、首脳陣については見事な采配だったと思う。スタメンや継投など勝負をかけるところや丁寧に行くべきところを間違えず、終始良い采配をしていた。

明日も勝って3タテと行きたいが、油断大敵。勝って兜の緒を締めよ!今日の試合で緩まず、明日もやるべきを確実にこなして欲しい。

助け合いの心が大切【10/2 VSDeNA】

ドラゴンズ

ドラゴンズ ベイスターズに勝利!

清水が先発なのである程度の失点は覚悟していたが、打者陣が見事にカバーしてくれた試合となった。

清水 成長は感じた

結果だけを見れば、今日はダメだったと言う人もいるかもしれない。ただ、内容をちゃんと見てあげれば、ダメな点だけでなく良い点も多くあった。

初回はド緊張

久々に一軍で先発、かなり緊張しているようだった。ひょっとしたら、昨年の初先発の時よりも緊張していたのではないか。

初っ端からストライクが入らず、2者連続で四球といきなり大ピンチ。次の打者をゲッツーで打ち取るも、今度はワイルドピッチで失点。0が見えていただけにやや勿体なかった。

ただ、一時は試合をぶっ壊すのではと思うほど酷かったところから1点で切り抜けれたのは評価すべきだと思う。次回はもう少し落ち着いて初回を迎えよう。

勉強となった一発

3回にはオースティンに本塁打を打たれ逆転。打たれたのを褒めるべきではないが、この本塁打は良い勉強となったでしょう。

やや浮いたとはいえ失投と言うには厳しいインローのフォークを、一流の外国人打者は打つんだよ。二軍では見られないレベルの高い一発を経験できて良かったのでは。抑えられたらもっと良かったかもしれないが、彼はまだまだ若い投手。これを糧にもっと成長していこう!

次回もチャンスがあるはず!

打順の関係で4回降板となったが、もう少し投げさせてみても良いのではと思う内容だった。初回とオースティンの一発以外はほぼ問題なかったでしょう。速球やフォークで空振り三振を奪えたのも大きな収穫。昨年運良く勝っていた時よりも確実に成長していると感じた登板だった。

打線がナイスカバー

清水の負けを早々に消し、谷元のリリーフ失敗もちゃんとカバー。ようやく打線が仕事を出来るようになったね!

ビシエド 意地の一発!

今日は全体的に良い攻めが出来ていたが、ヒーローはやはりビシエドでしょう。昨日は外国人枠の関係でベンチ外となり、故障以外では今季初の欠場。首脳陣もちゃんと説明していると思うし、ビシエドも少々のことで不満を言う選手ではない。ただ、やっぱり悔しさはあったと思うね。

そして、その悔しさを晴らす一発。何もかもが完璧で本当に大きな一発だった。そろそろ、スーパービシエドタイムを見せてくれても良いのだよ!

総括

反省すべき点はあるが、首脳陣、選手ともに良い試合運びが出来ていた。にも関わらず、多少のミスでピーピー言うファンが多いね。もう少し落ち着いて見れば良いのにと思う。

一時は同点の状態でもう負けというムードが出ていたが、今日はそうした展開で勝ち切れた。チームの状態は確実に上がっており、大きなミスさえしなければ勝てるという自信が少しずつ出てきたんじゃないかな。

あの1プレー、あの1球【10/1 VS阪神】

ドラゴンズ

ドラゴンズ タイガースに敗北。

接戦はミスをした方が負ける。

ロドリゲス 復活の好投!

球速はいつも以上に出ており、なかなか打たれないだろうという投球。それだけに、負けが付いてしまったのは可哀想。

ゴロと奪三振の山を築く

6回を投げてフライアウトは僅か2個。ほとんどゴロと奪三振によるアウトだった。動く速球でゴロを打たせ、追い込んでからはスライダーで奪三振を奪う。故障前に見せていた快投を今日も問題なく披露していた。

あの1球だけが悔やまれる

守備のミスも絡み迎えた無死二、三塁。この絶対絶命の大ピンチから何とか2アウトまで漕ぎ着けるも、まさかの暴投で失点。とても悔いが残り、とにかく勿体ない失点だった。木下が要求していた右打者のインコースへの速球は今日の試合きちんと投げ切れており、逆球となったのはあの1球だけ。最悪のタイミングでミスが出てしまった。

それまでの投球を踏まえると、責めることなんて出来ない。ただ、あの1球さえなければ、また違った展開になっていたと思うので、本当に悔やまれる1球だった。

打線は1チャンス

ロドリゲスを見殺しにした打線に怒っているファンも多いと思うが、今日はほぼ打てるチャンスがなかった。相手先発・岩田の制球が良くまた審判との相性も抜群だったので、長打が少ないドラゴンズ打線では攻略は難しかった。

チャンスがあったとすれば、大島が先頭で出塁した4回ぐらいでしょう。しかし、このチャンスは大島の珍しい走塁ミスで潰れる。打線が2巡目に入りリズムが変わりそうな気配もあっただけに、かなり痛いミスだった。貴重な1チャンスをミスで潰していては勝てるわけがないよね。

総括

こういう試合を取らないと上には行けない。大事な場面で出てしまったミスには猛反省を。

完璧デス!【9/30 VS阪神】

ドラゴンズ

ドラゴンズ タイガースに勝利!

今季一番の完璧な勝利だったのではないでしょうか。

大野 完璧な投球!

球数も内容も結果も全てが完璧!

序盤はゴロの山

序盤はツーシームを中心にゴロの山を築く。序盤3回のアウト9個のうち、なんとゴロアウトが8個。大野にしては珍しい立ち上がりとなった。また、こちらも珍しく序盤の奪三振は0だったが、中盤以降の投球を見ると布石を打っていたのでしょう。

打たせて取る投球だったため、球数はいつも以上に良いペースとなっており、序盤から完投が視野に入っていた。

中盤からはクロスファイア

中盤からはクロスファイアの速球を増やしていき、これが右打者に効果抜群!インコースに気持ちの良いほどズバッと決まっており、序盤から一転奪三振の数も増えてきた。

最終的に奪三振の数は9個。いやー、素晴らしい!

最後まで隙を見せず

味方がリードを広げてからも隙を見せず、完璧な投球は続いた。本当に素晴らしいとしか言い様がなく、もうスーパーエースだね。

打線も上々!

序盤こそ相手のミスに助けられた形となったが、中盤の攻撃はお見事!こういう攻撃が見たかった。

周平のナイスな最低限

初回は四球とエラーでいきなり満塁のチャンスを得たが、ゲッツーを打てば無得点となる場面。嫌な予感もしていたが、今の周平にそれは失礼か。きっちりセンターへ犠牲フライを放ち、ノーヒットで先制に成功。

ただ、3回の満塁時の打撃には注文を付けたい。結果的には追加点が入ったが、守備の上手いチームだったらホームゲッツーもあり得た当たり。もう一度最低でも犠牲フライを放って欲しかった。クラッチヒッターとしてもっと上の安定感を求めたい。

シエラ 大当たり!

昨日と同様に今日もあまりタイミングが合ってなさそうに感じたが、それでも結果を残した。特に、3回のタイムリーは大きかった。

2度の満塁のチャンスを貰いながら、ともに1得点。無得点よりはマシだが、やや物足りないと感じていたところで貴重なタイムリー。打った球もアウトローの難しい球だったが、外国人らしく長いリーチで上手く拾った当たりだった。この1点で大野はかなり楽になったと思う。

そして、最後に来日初ホームラン!勝負が決していたとはいえ、今後に向けて大きな一発だと思う。また頼もしい外国人選手が増えて困っちゃうね。

京田が塁に出れば

京田の2番についてほぼ毎日批判をしてきたが、今日はかなり機能していた。1打席目の打撃には注文を付けたいが、2、3打席目の内容は良かった。また、京田らしく相手の隙をついた走塁も素晴らしく、中盤で試合を決めることが出来たのは京田の走塁のおかげだと思う。

今日改めて思ったのは京田が塁に出れば点が入りやすい。今日の躍動を見ると2番も悪くないのかなと絶賛、しようと思っていたのだが、ラスト2打席はいつものように三振……。なんかこの気持ちを上手く表現できない。とにかくもう少し打撃を安定させてくれ!

総括

大野は今日も変わらず素晴らしく、打線は明日に取っといてよと言いたくなるほど繋がったナイスゲーム!

明日に向けて気になることが

ただ、明日に向けて一つ気になることが。それは外国人枠の問題。明日の先発はロドリゲスが復帰。そして、ライマルは外せないため、外国人打者3人のうち1人をベンチ外にしなければならない。普通でいったらシエラが外れるんだろうけど、今日の活躍を見たらかなり悩ましいね。明日の首脳陣の決断には要注目ですね。

可笑しいぞ!遅いぞ!【9/29 VS阪神】

ドラゴンズ

ドラゴンズ タイガースに敗戦。

投打が噛み合わない。打撃がようやくマシになってきたと思ったら、投手が踏ん張れず。深いため息が出てしまう試合だった。

勝野 勿体ない失点

初回に1失点こそしたものの、速球は力強くスライダーとフォークはキレキレと良い投球をしていたと思う。長打とスタミナさえ気を付ければ、ある程度試合は作ってくれると思っていた。しかし、結果的にはまだまだ若さを露呈した登板となってしまった。

4、5回の失点ともに2アウトからと、とても勿体ない点の取られ方だった。4回は長打を警戒し過ぎて逃げの投球となり失点、5回には失投が本塁打に。メンタル、技術ともに問題を残す内容だった。

打線はまあまあ

一時よりはマシになっており、今日も大島の猛打賞やシエラの初安打など見所や収穫はあった。ただ、まだ大きな問題は残っている。

2番京田がブレーキ

今日も2番に起用していたが、打線の中でブレーキに。やはり2番にこれだけ打てない打者を置くと、打線はなかなか繋がらず大量点が取れない。せめて勝負所では代打を出せよ!

低めに制球できるタイプの左腕から京田が安打を放ったところを見た記憶がない。制球さえ間違えなければ抑えられる打者だと相手から思われているだろう。そんな打者をいつまでも馬鹿の一つ覚えで2番に起用し続ける首脳陣は到底理解できない。一時の結果よりも積み重ねてきた内容をしっかり見て欲しい。

シエラ ようやく一軍デビュー

正直、遅いぞとツッコミを入れたファンも多いでしょう。何度も上げる機会はあったように感じるが、何故ここまで遅れたのか?

肝心の内容は1打席目こそ持ち味が出ていたが、その後の打席は打てず。年齢も若くないだけにそれほど多くのチャンスは与えられないので、なるべく早く結果を出さなければ生き残れない。来季への振り落としはもう始まっている。

総括

厳しいビジターの連戦が続いているので苦戦するのは想定済みだが、それだけに週頭は何としても取りたかった。個人的にはなぜ大野を明日に回したのか理解できない。本気で上を目指しているのであれば、大野を火曜の先発から動かすべきではなかったと思う。

最「初」が大事 【9/27 VS巨人】

ドラゴンズ

ドラゴンズ ジャイアンツに敗北。

今日は初回の攻防が全てだった。

松葉 悔しい登板に

最低でも5回は投げ切りたかったが、悔しい降板となった。

初回にいきなり

味方打線がチャンスを作りながら無得点で終わった後に迎えた初回のマウンド。すごく嫌な雰囲気の中、その空気に飲まれた投球となってしまった。

先頭打者から珍しくボール先行の苦しい投球、ストライクを取りに行ったところを長打に。続く打者には初球から甘めに投げてしまい、またもや長打に。立ち上がりから連続長打を浴び、いきなりの2失点。表の攻撃を含め最悪の初回となった。

狙われた初球

今日打たれた安打7本の内、初球を打たれたのは4本。さらに今日許した長打2本とも初球からの安打だった。初球からの安打で失点に絡んだのは初回の長打だけであるが、球数が少ない割に終始苦しい投球となってしまった。

松葉が抑えるためにはやはりストライク先行の投球がカギ。しかし、初球から甘めに投げて安打を打たれていては本末転倒であり、もう一つのカギである「低めにボールを集めること」を初球から徹底出来ていなかった。初球をボールから入るケースも目立っており、今日は初球の入り方に問題を残す内容だった。

継投のタイミングに疑問

勝つために継投で勝負にいく姿勢は嫌いではないが、少しタイミングに疑問を抱く展開だった。

  • 5回表に打順が回っていた
  • 岡本は今日一番合っていなかった

以上の前提条件があったため、交代するならば回頭からか丸のところまで回ってからの二択だったと思う。勝負を賭けるなら5回表に代打を出し5回裏から継投に入るべきであり、松葉を信じてマウンドに送ったのならば岡本の打席までは投げさせるべきだった。

又吉なら岡本を抑えてくれるという気持ちも分からなくはないが、結果的には失敗。結果論なのであまり強く批判はできないが、個人的には中途半端な継投策に見えてしまった。

総括

そもそも初回に1点でも先制できていれば、また違った展開となっていたと思う。大島、京田の連打で無死一、二塁。かなりの確率で点が入る場面だったが、こうした場面でクリーンナップが確実な仕事をできない。

ジャイアンツとの差

今日のジャイアンツ打線と比べると、「長打」と「確実な仕事」、この2点に大きな差を改めて感じた。投手陣にも差を感じる部分はあるが、それ以上に野手陣の差を感じる。

オフにはこの差を埋める努力を球団には期待したいのだが、残念ながらあまり期待できず。躍動を続けている二軍の若竜打線の成長に希望を抱くしか出来ない状況であるのが、嬉しくもあり悲しくもある。

月とすっぽん、雪と墨【9/26 VS巨人】

ドラゴンズ

ドラゴンズ ジャイアンツに勝利!

京田が早く仕事をしてくれればもっと楽に勝てたし、京田が一発を打たなければ勝てなかったかもしれない。京田に振り回された試合だった。

福谷 試合を作ってはいたが

疲労の影響か、調子はそれほど良くなかったと思う。それでも試合をきちんと作っていた。

奪った三振は少ないけれど

奪った三振は3個と福谷にしてはかなり物足りない数字。しかし、今日は空振りを奪うことよりも打者を差し込むことを優先していた結果だと思う。コーナーへの制球を徹底したり、ツーシームで球を動かしたり、とにかく打者が打ちにくいボールを意識していた。

問題のスタミナは

やはり6回ぐらいから危うい雰囲気になってくる。今日は6回こそ何とか抑えたが、問題は7回だった。打順も丁度クリーンナップからと最悪の流れで迎えたイニングだったので、失点はある程度覚悟をしていた。ただ、少なくとも1点に留めて欲しかったので、一気に同点としてしまったことは残念。今日もスタミナ面に関して問題を残してしまった。

ただ、福谷にも反省点があるとはいえ、このような試合となった原因は打線にある。好投に報いるどころか、拙攻の山で流れを悪くする一方。チャンスは幾度もあったにもかかわらず、無駄に重苦しい試合とした打線の責任は大きい。

京田の評価に大変困る

打席毎の内容が月とすっぽん。良いものはやはり持っているが、それを全然活かすことが出来ていないと改めて感じた。

ホームランは見事だった

拙攻の山を築き難しい試合となっていた状況の中での先制パンチ。得点のタイミングとしてはギリギリであり、この辺りで得点できなければおそらく負けていたでしょう。そう考えると、値千金の一発だった。

そもそも拙攻の山を作った主犯は

上記だけを見るとヒーローのように感じるかもしれないが、そもそも拙攻の山を作った主犯は京田である。

1、4打席目は走者を進めることが出来ず、2打席目は一死二、三塁の大チャンスで平凡な内野ゴロ。3打席目の一発以外は尽く打線の流れを止める打撃をしてしまった。

繋ぎの2番として起用しているにもかかわらず、こんな内容では重荷にしかならない。そもそも、2番は向いていないと昨年で十分証明したはずなのに、首脳陣はまだ拘るか。明らかな悪手でも頑なに変えようとしないところがこの首脳陣の一番ダメな点。

木下拓哉 チームを救う

状況を考えると、本当に大きな一発だった。また、チームが大の苦手な大竹から打ったというのも大きい。とにかく、大きいとしか言えない一発だった。

記憶に残る一発が多いのだが

昔からタイロン球のパワーと評価されていたが、実際の本塁打数はかなり少ない。しかし、数が少ないながらも記憶に残る一発が結構多く、チームが手こずっていた投手から意外なタイミングで一発を放つという場面も珍しくない。

ただ、この記憶に残る一発には続きがある。木下の一発でチームが優位に立つも、その後すぐに逆転されるというところまでがセットの記憶となっている。そうした自分の記憶があるだけに、今日勝ち切れたのは嬉しかった。

9回に盗塁を刺す

思わず声を上げてしまうほどのファインプレー!確かに投げやすいところではあったが、走者が増田であることを考えればよく刺したと言うべきでしょう。本当に本当に素晴らしい送球だった。

今年は攻守ともに結果を残しており、間違いなく正捕手に近づいている。

総括

勝ち切れたのは良かったが、やはり福谷に勝ち星を付けてあげたかった。そして、それが出来なかった原因は攻撃面にあり、打線の組み方や攻め方についての采配に疑問を感じる点は相変わらず多い。

俺らを使えと声が聞こえる!【9/25 VS巨人】

ドラゴンズ

ドラゴンズ ジャイアンツに敗北。

連勝が止まったのは残念だが、ずっと見たかったものがようやく見れたことの満足の方が大きいファンも多いでしょう。

柳 試合をぶっ壊す

柳らしく低めやコーナーにズバズバ行く投球は出来ていなかったが、そこまで悪いところに投げていた訳ではない。だがしかし、コテンパンに打たれてしまった。上手く打たれてしまったところもあるが、やはりもっと低くもっとコーナーに投げなければならないのだろう。

登板の度に毎回修正してくれと言っているが、全然できていない。一度下に落とすという選択肢も出てくるのではないか。残念ながら昨年作った信用の貯金は今日の投球で底をついた。

君たちの活躍が見たかった!

石垣と清水、2選手とも二軍で成長した証を一軍でも披露。将来に向けて期待度MAXの躍動だった。

石垣 プロ初ホームラン!

サンチェスから打つには高めに浮く球をしばくこと。それが完璧に出来た打撃だった。不安定な起用が続いており、代打1打席で結果を残せと言われても厳しいだろうと思っていたが、その厳しい状況で見事結果を残した。

普通の監督なら明日からスタメンでしょう。ただ、この首脳陣は少し違うので、ファンとしてはかなりもどかしいところ。

清水 ロングで好投!

昨年も一軍を経験しており勝ち投手にもなったが、ビギナーズラックの印象が強く実力としてはまだまだと感じていた。しかし、今日の登板では一皮向けた投球を披露。

速球は140キロ後半を記録する球も多く、カーブは目先を変える球として有効。そして、特に成長を感じたのがフォーク。今までは見切られることも多く一軍では武器にならなかったが、今日は三振を奪うなど手応えを感じる出来だったと思う。

岡野の抹消や柳の体たらくを踏まえると、来週末の先発もあるんじゃないか。色々と可能性を感じる投球だった。

総括

全体的に不満が募る試合だったが、若手2選手のおかげで少しは気が晴れた。育成目的ではなく勝つためにも彼らの力は必要ではないか。改めてもっと起用したれよと強く思う。

3回から勝ちにいく継投!【9/23 VSヤクルト】

ドラゴンズ

ドラゴンズ スワローズに勝利!

昨日、一昨日と勝ちパターンを温存して勝利できたので、今日は全員思い切ってつぎ込む。まさに総力戦でした。

投手陣は総力戦リレー

かなり早い回からの継投となったが、見事なリレーで勝利に貢献。

岡野 背信投球

個人的には前回で一旦見切りをつけても良いかなと思っていたが、首脳陣はもう一度チャンスを与えた。しかし、このチャンスを活かすことが出来ず。

今日もいきなり本塁打で失点。山田に上手く打たれたなとは思うが、前回に続いて本塁打での失点なので印象は悪い。この一発だけで終われればまた印象は変わってくるが、その後もズルズルと行ってしまった。何とか追加点こそ許さなかったが、首脳陣の期待に反し最悪の立ち上がりだった。

2回は下位打線ということもあり三者凡退に抑えたが、裏に打順が回ってきたところで代打を出される。今日はどんどんリリーフがつぎ込める試合でもあったので、かなり早いタイミングでの降板となった。

実は勝野を一軍に残したままなので、入れ替わる可能性が高いでしょう。二軍では山本くんが好投を続けており、ヤリエルも今日復帰したということで、岡野の次のチャンスは大分先となりそう。

3回から勝ちにいく継投に

まだ早い段階での継投となったので、個人的には清水をロングリリーフさせると予想していたが、3回から勝ちにいく継投に。3回は又吉、4・5回の2イニングを藤嶋、6回からは盤石の勝ちパターン、谷元-福-祖父江-ライデルで試合を締めた。

失点を許した投手については反省が必要だが、早いイニングから勝ちにいく継投をし勝ち切ったのは大きな収穫。首脳陣の判断、リリーフ陣の奮投ともに素晴らしいものだった。お見事!

打線も積極果敢に

2度先行される場面はあったが、すぐに追いつき追い越す攻撃が今日は出来た。試合終盤にも追加点が取れたこともあり、全体的に良い攻撃は出来ていると思う。

周平 クラッチヒッターとして存在感

初回、3回ともに点がどうしても欲しい場面でのタイムリー。シーズン前から期待していたクラッチヒッターとしての役割を十分に果たした。

特に、初回のタイムリーは今日のターニングポイント。先制を許した直後の攻撃、最低でも1点は返しておきたいところ。大島の活躍によりいきなりチャンスを作り1点は貰ったなと思いきや、相変わらずのチグハグな攻めであっという間に2アウト。このままでは相手に主導権を握られてしまう。まさにヤバイよヤバイよ状態。そんなピンチのタイミングで見事なタイムリー!本当に本当に最高のタイミングでの一打だった。

後、守備と走塁もともに隙がないプレーの数々。良い選手になってくれました!

総括

お互いが総力戦となったが、これを勝ち切れたのはとても大きな収穫。ただ、要所要所でミスも出ているため、まだまだ反省も必要。

過信は禁物だが、何とかまた上を目指せるチーム状態となってきた。しかし、今週末からは過酷なビジター連戦が待っている。ここを勝ち越せたら大盛り上がりだが、流石に厳しいよねという感じ。最低でも5割で凌いでくれよと個人的には期待しているが、果たしてどうなるのか。期待と不安が入り乱れる試合が当分は続きそうです。

負けるビジョンが浮かばん【9/22 VSヤクルト】

ドラゴンズ

ドラゴンズ スワローズに勝利!

スワローズには申し訳ないが、負ける気がしない試合でした。アルモンテのホームランが出てからはまったりと見ていられましたね。

大野 当たり前のように完封

前回は久々にダメダメだったので少し心配していたが、杞憂だった。

初回は四球が絡みピンチこそ迎えたが、しっかり0を刻む。そして、2回からは徐々に調子が上がっていき、さぁ奪三振ショーの始まりだ!3回から5回にかけては6者連続三振を記録するなど奪三振の山を築いていき、終わってみれば11個と2桁奪三振。見ていてとても面白い奪三振ショーだった。お見事!

今日の投球には何の文句も浮かばない本当に素晴らしかった。疲労が見え始めていた勝ちパターンを2日連続で休養させながら勝つ。エースとして完璧な投球だった。

ちょっと打線しっかりしてよ!

確かに今日の大野なら2点あれば大丈夫だなという感じだったけど、相手の状態を考えたらもう少し早く、もっと多く点を取れたでしょう。折角調子が上がり気味なのだから、隙を見せずしっかり打ってくれよん。

昨日と同じような流れ

得点数の違いこそあるが、アルモンテ・平田・木下、昨日と同じような流れで得点を重ねていった。アルモンテのホームランで主導権を握り、平田のタイムリーで盤石の大勢を作り、そして木下がダメ押しのタイムリーをあげる。何れも良いタイミング、良い流れでの得点だった。ただ、木下だけには敢えて苦言を呈しておこう。あの場面、ボテボテの内野ゴロよりも犠牲フライを打って欲しかったぞ。結果オーライだったが、調子が良いのでもう少し内容にも拘った打撃を心掛けておくれ。

総括

冒頭でも言ったようにまったりと見られた試合なので、愚痴などほとんどなくただただ楽しい試合でした。昨日、今日と勝ちパターンを休ませることが出来たため、明日は全員つぎ込める。明日も絶対勝つぞー!