超攻撃型の布陣も不発【8/14 VS巨人】
ドラゴンズ ジャイアンツに敗北。
打線がまだエンジンかからず。
松葉 苦しい投球に
調子は良くも悪くもなかったが、なかなか難しい登板となってしまった。
低めへの投球が
今日はいつも通りストライク先行の投球はできていたものの、低めに投球を集めきれなかった。2回の投球で修正できたように感じたが、続く3回ではまた高めに浮く球が増えあの本塁打へと繋がってしまった。
松葉が今年好投を続けられているのはストライク先行と低めに集める、この2つが常にできていたから。生命線の一つである低めに集める投球ができなければ、当然苦しい投球となってしまう。
可哀想な判定
3回に打たれた本塁打は確かに松葉の失投であり反省すべき点だが、その前の際どい判定となった一球を見ると同情の余地もある。左投手として勝負球となる右打者へのインコースをボールと判定されてしまうと、戸惑ってしまうのも無理がない。
こういう判定があるたびにコンピュータで判定する仕組みを導入すべきと強く思う。しかし、MLBではあと数年で導入される可能性もあるが、PITCHf/x すらほとんど導入されていない日本ではまだまだ当分先の話。
打線をどうする?
マツダでの内容やアルモンテの復帰により、そろそろエンジンがかかってきそうな気配もあるが、低調な状態は続く。
ライト・アルモンテ
9連戦が終わったタイミングでの根尾くんの抹消は予想していたが、平田を先に上げると予想していたのでアルモンテの昇格は予想外だった。
今日は早速出番があり、チャンスに代打で登場するも残念ながら三振に終わる。しかし、注目すべきはこの後。投手の打順での代打なのでそのまま下がると思いきや、ドラゴンズで初めてライトの守備につく。外野の守備力を捨て、超攻撃的な布陣を敷いた。
結果的にこの策は機能しなかったが、なかなか思い切った起用法だった。明日からも起用をやるのか、スタメンから起用する策もあるのかなど、今後に要注目の起用法となりそう。
周平を軸に
ホームランを打った試合での感想で言及したコンタクト力を今日は見事に発揮した。6回のチャンスでの凡退は残念だったが、その前の2打席はとても良い打撃を見せていた。
今一番率を残せそうな状態なので明日は2or3番の打順で起用して欲しい。周平がチャンスを作りビシエドたちが帰すという形ができれば、ドラゴンズもまだまだ上を目指せるはず。
最後の起爆剤、シエラ
ゴンサレスが期待外れの投球を続けているので、そろそろシエラにチャンスをあげても良いのではと思う。外国人打者としてやや長打力が物足りないものの、出塁率は二軍で良い数字を残している。
代打陣が福田orアルモンテのスタメンを外れた方しか期待できない状況なので、彼に期待してみる価値は十分にあると思う。