救世主と天敵 【7/29 VS広島】
ドラゴンズ カープに敗北。
今日は打線が打てなかったことに尽きる。
松葉 今日も好投
本当に良い投球だった。0点に抑えるというだけでなく、球数の少なさが理想以上のペース。昨日の福谷も少なかったが、松葉はさらに少ない球数で試合を作った。
だからこそ、負け投手になったのは悔しい。誠也に対して少し抜けた変化球を一振りで決められる。勿体ない一球となったが、それまでの投球を振り返ると責められない。次戦以降も今日のような投球に期待。
またもや天敵を打てず
野村とは昔から相性が悪かったものの、今日は打てるだろうと思っていた。なぜなら、少し前に二軍で攻略しているから。状態もそれほど良くなさそうなので、サクッと攻略してくれると思っていたのに。
相性が悪い投手に対してだけではなく、なかなか打線の調子が上がってこない。故障者の問題もあるが、選手層の薄さもやはり感じてしまう。
今のドラゴンズの強み
今日は総括することもなくネガティブな話題が多い状況なので、今のドラゴンズの強みだと思っていることを一つ述べておきたい。
松葉について昨年の状態を踏まえるとこれほどの投球を続けてくれると予想していたファンはほぼいないでしょう。そんな状態の彼を一軍で好投できるようにした二軍の投手コーチ陣の手腕は今のドラゴンズの強みだと思う。
二軍から上がって好投したのは松葉だけではない。昨日の福谷や勝野は先発で好投。打たれた試合はあるが、藤嶋や谷元、佐藤らは一時の不調よりも状態が上がっている投球を見せていた。また、まだ一軍に上がっていない投手の中にも笠原や鈴木翔太など、一軍で戦力になってくれそうな投手は控えている。このようにドラゴンズは二軍から良い状態の投手を供給できる仕組みが整っている。
ただ、二軍からいくら良い投手を供給しても、一軍で上手く起用できなければ意味がない。そして、今の一軍首脳陣にはそれができているかというとやはり疑問符がつく。
二軍の投手コーチ陣が優秀な今、投手の量については他球団に遅れを取らないと思う。いや、逆に他球団よりもリードできるかもしれない。これは紛れもなくドラゴンズの強みであり、これからの暑い夏に必ず活きてくるはず。この強みを活かせるかどうかは、何度も言うが一軍首脳陣の手腕次第である。