キューバ依存が深まる 【8/9 VS巨人】

ドラゴンズ ジャイアンツにと引き分け。

打線の状態がなかなか上がってこず、もどかしさが募る。

新・ロドリゲス キレキレ！

期待してた通りの好投！今後が楽しみな投手だと、改めて感じる内容だった。

スライダーがやはり一番の武器

何種類のスライダーを投げ分けているかはちょっとわからないが、変化について大小や縦横と色々な変化を見せていた。初めて見たときからキレがすごい球だなと思っていたが、今日も同様の感想。初見で攻略するのは難しく、全く打たれる気配がなかった。

速球も色々

球速の速さに目が行く投手であるが、今日はそれ以上にムービングの方が目立っていた。高低やコースによって変化が異なり、かなり厄介な球であった。

個人的にはスライダーと比べると速球は少し劣ると思っていたが、奪った三振はスライダーと同じ4個。スライダーに負けず劣らずの強力な球だった。

外国人枠について

今年は新型コロナの影響で外国人枠は5まで認められており、今日ロドリゲスが昇格したことでドラゴンズもついに外国人枠が5となった。

ただ、外国人枠には以下のように制限も設けられている。

• 1試合にベンチ入りできるのは4選手まで
• 投手と野手の割合を4：1または1：4で登録した場合はその後配分の変更は認められない。

※最初に更新した感想記事では下の制限について勘違いをしており、的外れな指摘をしてしまいました。ごめんなさい。

ロドリゲスの台頭により外国人枠の運用はより難しく、かつ重要となってくる。今季は特に複雑なルールとなっているが、何とか上手く活用していって欲しいところ。

キューバ依存が深まる

守護神のライデル、正捕手候補のアリエルはともに代えのきかない選手となりつつあり、今日の投球を見ればロドリゲスもそうなる可能性が高そう。

彼らは実力だけでなく性格もナイスガイであり応援していきたい選手ではあるが、やはりキューバ政府を通しての契約というのは今後の不安点である。今年は新型コロナの影響で国際大会が軒並み中止となっており、シーズン中に離脱する可能性はない。しかし、来年以降は五輪予選などで離脱する可能性があり、キューバ依存をこれ以上深めるのは正直危険だと思う。来季以降の編成にも大きな影響があり、五輪の有無などによって保有すべき外国人選手の人数が大きく変わってくる。

リナレスから続くキューバとのパイプは今やドラゴンズの大きな力となると同時に、諸刃の剣にもなっている。