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【ドラゴンズ】ロメロの長期離脱と外国人枠の現状について

ドラゴンズ

ロメロに前半戦絶望の可能性。

開幕から重要な先発投手として計算していただけにかなりの痛手です。

ロメロ、米国へ一時帰国

【2020.3.4 中日スポーツ】

中日は4日、左肩炎症でリハビリ中のエンニー・ロメロ投手(29)が米国の病院で検査するため、5日に一時帰国すると発表した。本人が希望したためで、再来日は未定。手術の可能性もあり、前半戦の復帰は絶望的とみられる。

当初は保存療法で復帰を目指す予定だったが、与田監督は「検査してもらわないと最終的な判断は分からない。本人が納得する形でないといけない」と意向を尊重。球団は米国での手術も認める方針で、長期離脱は避けられなくなった。

故障した箇所が肩というとても厄介な場所なだけに、復帰までの道筋を立てるのがかなり困難な状況

記事には前半戦の復帰は絶望的とありますが、もし手術を決意した場合は最悪1年全休となる可能性も大いにあり得ます。

ロメロの故障歴

【MLB.com 2020.3.5閲覧】

April 29, 2018
Pittsburgh Pirates placed LHP Enny Romero on the 10-day disabled list retroactive to April 26, 2018. Left shoulder impingement.

June 12, 2018
Pittsburgh Pirates sent LHP Enny Romero on a rehab assignment to Bradenton Marauders.

2年前の2018年4月にも左肩の故障が発覚しています。診断名は左肩インピンジメント症候群となっており、小笠原や梅津もこの症状を昨年診断されていました。ただ、この時は手術を行わず、約1月半後に実戦復帰しています。

専門家ではないので詳しいことは分かりませんが、同じ左肩の故障であるため今回の故障に対し少なからず影響があったと推測されます。

外国人枠の現状

ロメロだけでなく他の外国人選手も離脱の可能性があるので、一度外国人枠の現状を確認しておきます。

※1軍の戦力になる外国人選手をピックアップしているため、ブリトーとA.マルティネスは省略。

  • ゴンサレス
  • ロメロ
    左肩故障のため一時帰国
  • R.マルティネス
    3月下旬の五輪予選に召集
  • ロドリゲス(育成枠)
    3月下旬の五輪予選に召集
  • ビシエド
  • アルモンテ
    11日に実戦復帰予定
  • シエラ(育成枠)
    制度の都合上、支配下登録の可能性大

現状、当確と言って良いのはゴンサレスとビシエドのみ。

ライマルと新・ロドリゲスのキューバ勢は東京五輪予選の関係で開幕時は不在。(6月中旬頃に再び離脱の可能性も。)

アルモンテは11日の教育リーグ(2軍)で実戦復帰予定。問題がなければ早々に1軍復帰の可能性もあるが、守備も含めた完全復帰までにはまだ時間がかかりそう。

日本プロ野球育成選手に関する規約の第9条3項に本年度26 歳以上となる新入団外国人選手を育成選手から支配下選手へ移行する場合の期限は、3月末日までとする。とあるため、シエラは支配下登録の可能性が濃厚。しかし、オープン戦でのパフォーマンスがあまり良くなく、戦力になるかは懐疑的

開幕時は外国人枠の残り2枠が不透明となっており勿体ない状況。シーズン中も外国人枠に空きが出る可能性があり、外国人選手への依存度が高いドラゴンズにとっては大きな不安点となっています。

外国人選手の緊急補強はあるか?

現状新しい外国人選手獲得への動きは見られないが、
本気で優勝を狙うのであれば絶対に補強に動くべき!特に、投手!

幸か不幸か、この時期は優良な外国人選手を獲得できるチャンスがあり、数週間後にはMLBの開幕ロースターを漏れた選手の中からFAとなる選手も多々出てきます。

今こそ、アメリカでスカウト活動を行っている大塚晶則氏を活用し、ロースター漏れした投手の中から活躍できる投手を見つけ出せ!