チグハグな野球で連敗。【6/24 VS DeNA】
ドラゴンズ ベイスターズに連敗。
昨日に引き続きイライラする負け方です。今日の敗因も采配の下手さです。この試合に限らず、攻撃時の采配に疑問がいっぱいの状況です。
山本 成長を感じる投球
昨季の好成績はやや幸運に恵まれた部分もありましたが、今年は実力で好成績を摑み取れると感じる成長を見せています。
奪三振の数が増える
昨季の奪三振率は5.36と先発投手としては寂しい数字でしたが、今年はオープン戦から奪三振の数が増えていました。今日の試合でも5回4奪三振と着実に奪三振数を増やしており、速球とスライダーの両方で空振り三振を奪っていました。
課題はまだ多いけど
今日の試合だけでも逆球の多さやフィールディング時の状況判断、左打者への攻め方など多くの課題が残っていると感じました。ただ、奪三振の増加など少しずつ課題を攻略しており、上記に挙げた課題も何れは克服すると期待できる投手です。
伸び悩みに陥る投手が多くいる中、自分でしっかり解決策を考えそれを実行できるところは山本の大きな長所です。
またまたチグハグな攻め
周平のホームランで幸先良く先制をするも、その後は昨年から見慣れたチグハグな野球のオンパレード。
2番が鬼門に
2番平田の起用法に注目が集まっていましたが、スタメンから落とすことを決断。平田に代わって良い打撃内容を続けていた遠藤を抜擢し、2番に起用しました。
しかし、この采配が機能せず。チャンスで三振をするわ、送りバントも出来ないわとダメダメな内容。采配の良し悪しに関わらず、シンプルに遠藤の実力不足です。
加藤の起用法に???
スタメン起用は個人的には疑問であり、案の定打線のもう一つのブレーキとなりました。6回のチャンスには何故か代打を出さず、結果はお察しの通り。打てないのは誰が見ても明らかなのに何故代打を出さないのか、全く理解できません。
ビシエド3番論を改めて推す
自分は春先からずっとビシエド3番を唱えてきました。それは今も変わりません。ビシエドを3番にすることで、ドラゴンズ打線が抱えている問題点を大方解決できると思います。
ビシエドから京田までは良い流れを作れており、この流れを壊したくないという気持ちは理解できます。また、他の打者の打順を上げたくない場合、2番に入れるべき選手が平田以外に見当たらないというジレンマも理解できます。ただ、現状の打線では大島とビシエドの間に穴があり、非常に勿体ない打線となっています。
ならば、良い流れを作れている打順を一つずつ上げれば良いというのが自分の考えです。残る2番にはアルモンテを信じましょう。7番で平田に気楽に打ってもらいましょう。これが自分が考える現状の最適解だと思います。
ビシエド3番のメリットについては以下の関連記事にまとめてあります。ぜひ読んでみてください!ちなみに、以下の記事では2番に平田が良いと書いてあります。今とは状況が異なるということで目をつぶってもらえると助かります。
総括
昨日も今日も投手陣は頑張ってくれています。それだけに、打線と首脳陣よしっかりしてちょーよと強く思います。明日以降の彼らの奮起に少しだけ期待……。
明日の試合は
明日の先発はルーキーの岡野。打線の状態を気にせず、自分の投球を披露して欲しいです。新人初登板が橋本、初安打が郡司とドラゴンズのルーキー達が先陣を切っているだけに岡野も無事続いて欲しいですね。