どらふぁんのなく頃に 【7/24 VS阪神】
ドラゴンズ タイガースに敗北。
過程が違っても結末は同じ。そろそろ解答編を見たいのですが、もしかして存在しない?
大野雄大について
勝利投手の権利を有しながらの降板となったが、後続が打たれ白星は消える。今回も大野が可哀想と思っているファンの方も多いのでは?ただ、個人的には大野に白星が付かないのも含め既視感の強い展開であり、その原因は大野にもあると思う。
- 制球が乱れ球数がかさむ
- ツーシームの失投
失点は1点に抑えたが、上記の課題はいつも通りの状態。それにより、5回で降板する展開となってしまった。降板のタイミングについての正誤は結果論にもなるので判断しかねるが、その状況を作ってしまったのは大野の責任。
試合をきちんと作りリードを保ったまま後続に託したので好投と評する人もいると思うが、このクラスの先発が5回で降板して好投という評価は個人的にできない。
継投について
まず前提条件として今日投げれば福が3連投となってしまうため起用できず、8、9回は祖父江、ライマルで行くというのが今日の試合プランだった。
この条件を踏まえて問題となるのが、彼らの前に誰を投げさすのか。
谷元について
谷元を一軍に呼ぶという判断は納得だが、勝ちパターンに入れられるほどのアピールをしていたかは疑問。相手の代打も含め左との対戦が多いイニングで、橋本やゴンサレスよりも谷元を優先する理由が分からない。
また、明らかにストライクを取るのに苦労しているにも関わらず、谷元を替えるタイミングも遅い。
昨年から言えることだが、首脳陣の谷元への評価の高さは疑問。ドラゴンズで結果を残せていないベテランを起用するぐらいなら、若手にチャンスをあげるべき。この判断は昨年である程度できつつあったが、今年またぶり返してくるとは思わなかった。
岡田について
投入するタイミングは遅かったが、岡田というチョイスには納得。こういった場面を抑えてくれなければいけない投手であり、ここで結果を残せないのであれば評価されない投手。
再び信頼を取り戻すためには絶好の場面だったが、かえって信頼を失う結果に。これは谷元にも言えることだが、投げてる球はとてもよく見える。でも、抑えられなければ意味がない。
井領について
打線については毎日思っていることが同じなので割愛。ただ一つ注文したいことは井領の起用について。
7回のチャンスで打てなかったのは残念だが、現状大島以外の外野陣では一番内容が良くもっと起用すべき選手。先発投手の左右で短絡的に評価するのではなく、しばらくはスタメンで固定しても良いのではと思う。
総括
戦力は確かに足りず怪我人も多いので苦しいのは理解できるが、それらを差し引いても采配がいつも酷い。