ついに開幕!そして見事逆転勝利!!【6/19 VSヤクルト】
ドラゴンズ 開幕戦に見事逆転勝利!
待ちに待った開幕。野球を見られる喜びに浸った1日となりましたね!
今年から「試合の感想を書く」という新たな挑戦を始めていくので、稚拙な感想ではありますがどうかよろしくお願いします!
大野雄大 雨に苦しむ
エースの投球を見せて欲しいところでしたが、雨が降る悪環境に苦しんだ投球に。
初回はある程度仕方のないところもありましたが、4回の青木の2ランが余計でしたね。
初回から悪運が重なる
緊張する初回のマウンドでいきなり不運な安打からの失投で山田に一発。
その後も不運な当たりや自身のミスなどで初回から9番まで回してしまうほどの猛攻に。ただ、失点は3点に留め何とか試合を壊さずに済みました。
ストレートは走っていたが……
初回に失投をホームランにされたものの、ストレートの力強さは問題ない内容だったと思います。
一方で、課題となったのはツーシームやスライダーといった変化球。雨の影響を受けたのか制球が安定せず、甘めに入ったところを痛打されました。
前回の練習試合と同様にストレートの力強さを示しながらも結果は散々。雨の影響で上手くいかなかっただけなら良いのですが、やや心配な登板に終わりました。
課題のリリーフ陣は?
序盤から荒れ模様だったことを踏まえれば良く踏ん張ったと言えます。ただ、全体的に制球が不安定のため、1歩間違えたら大炎上という危険性も感じました。
福がしばらくは軸に
1番良かったのは福です。練習試合から1番の安定感を見せており、開幕でも同様の投球を披露できました。
守護神抜擢の可能性は低そうですが、首脳陣もかなりの信頼を寄せている思うので、当面は勝ちパターンの軸として重宝される存在となっています。
岡田の抑えはやはり……
胃がかなり痛くなりましたが、辛うじて試合を締めました。ただ、今後への不安は増すばかりで個人的に抑えは厳しいと思います。
投げている球は悪くないのに打たれているため、投球の根本的な見直しが必要だと考えますが、チームにしろ岡田自身にしろそのような余裕がないのが実情でしょう。
打線は頼りになる!
打線は問題なさそうで安心しました。主力、控えともに良い打撃をしており、昨年以上の数字を期待したいですね。
流石、ビシエド!
初回からいきなりホームランを打ちそうな雰囲気はありましたが、本当に打つとは!ちょっと泣きそうになった一発でした。
アルモンテも存在感
本来であれば開幕に間に合わないはずでしたが、延期により開幕から登場。福田を控えにするのは勿体ないと感じますが、現状の打撃を比べるとアルモンテの方が期待できそうです。
ただ、守備の下手さはやはり悩みの種。
阿部ちゃんは確変じゃない!
昨年ブレイクした阿部ですが、出来過ぎとの意見も多々あり、今年は真価が問われるシーズンとなりそうです。
そうした状況での今日の活躍は心強いものがありました。守備では好守を見せ、打撃では課題の長打力アップを克服しつつあります。出来過ぎと言われている昨年の成績を超える活躍が期待できると思います!
周平 走攻守に躍動
4回のタッチアップの好走塁や再三に渡る好守などリーダーとしてチームを引っ張るプレイを連発しました。
また、打撃面でも成長を感じる内容で、昨年終盤に故障した影響を感じさせない打撃でした。
木下拓哉が投手陣を鼓舞
試合途中で代打からマスクを被った木下拓哉。打撃では2安打を放ち、守備ではリードやフレーミングで投手陣を助ける活躍を見せました。
3番手捕手という評価を覆しつつあり、メイン捕手として起用される日も近いのではと感じるパフォーマンスでした。
厚みを増した控え野手陣
守備から入った遠藤は粘って四球を選び、満塁で代打に出た直倫は見事に犠飛を放つ。派手な打撃ではないものの、確実な打撃を見せ控え野手陣もチームの勝利に貢献しました。
また、積極的な代打策を敢行した今日の試合ですが、まだベンチには武田や渡辺などが控えており、改めて野手陣の層が厚くなったと感じました。
唯一心配なのは平田
今年は京田を7番に回し攻撃的な打者を2番に置くというのが、ドラゴンズの新しい形です。その中でやはり足も使いたいという思惑から開幕は平田を2番に選択しました。
ただ、平田の状態が練習試合から良くありません。後ろの外国人コンビが好調にも関わらず、その前でブレーキと悪目立ちする内容でした。
最終打席のバスターが良いきっかけとなれば良いのですが。
総括
今日のターニングポイントは?
今日のターニングポイントはやはり7回の攻防にあると思います。
試合の中盤まではヤクルトの勝ちゲームとなりつつあり、ドラゴンズとしてはマクガフと石山が控える8、9回の前までには最低限追いついておかなければ敗戦濃厚となる展開でした。そうした状況の中、7回の攻撃で梅野を見事に攻略し、一気に3点差を追いつけたのはやはりとても大きなポイントでした。
一方で、同点に追いついた7回裏に祖父江を抜擢した采配はやや驚きでした。個人的には勝ちパターンの構想に入っていないと思っていたので、予想外の采配に感じました。ただ、7回を祖父江で凌いだことで、1番厳しい状況となる8、9回にライマルと福を起用することができ、10回まで繋ぐことができたと思います。
最終的にはリリーフの力量で勝った試合となり、その1番のカギとなったのは7回の祖父江の起用にあったと思います。
打線と投手陣の現状
打線はナゴヤドームやエース相手以外ではしっかり点数が取れそうな状態です。昨年は出来過ぎとの意見もありますが、僕はまだまだ伸びる余地があると思います。現に練習試合から全体的に長打が増え、今日の試合でもその傾向通り満遍なく長打を放っていました。得点力アップのために長打を増やすというチームの方針がはまりつつあり、まだまだ成長できる打線だと期待しています!
一方、投手陣はやはり不安定な状態。難しい状況のため調整が遅れてしまうのも仕方がないとは思いますが、何とか最小失点で踏ん張って欲しいところです。再来週辺りまでにはもう少し状態が上がっていれば良いのですが、予断を許さない投手陣となっています。
明日の試合は
明日の先発は吉見。長いイニングは期待しないので、最小失点で5回を投げ抜いて欲しいですね!