【ドラゴンズ】キューバ代表選手 3月末だけでなく6月も離脱の可能性【ソフトバンク】
ドラゴンズとホークスに影響必至!
【2020.3.2 中日スポーツ】
世界野球ソフトボール連盟は2日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、4月に台湾で行われる予定だった野球の東京五輪最終予選を6月に延期すると発表した。
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最終予選には台湾、中国、オーストラリア、オランダと、今月に米アリゾナ州で行われる米大陸予選の2、3位チームを加えた6チームが出場。当初は4月1~5日まで台中などで行われる予定だったが、6月17~21日に延期された。
4月初旬には野球の東京五輪出場チームが出揃う予定でしたが、新型コロナの影響で最終予選の日程が6月に変更となりました。
そして、この変更はキューバ代表選手の離脱する時期にも影響を与えそうです。
野球の東京五輪予選について
出場チームについては全6カ国中4チームがすでに決まっており、残りの2カ国はアメリカ大陸予選と世界最終予選で決めることになっています。
現在出場が決定している国
現在出場が決定している4カ国は以下のチームです。
- 日本(開催国)
- 韓国(プレミア12)
- メキシコ(プレミア12)
- イスラエル(アフリカ・欧州予選)
アメリカ大陸予選について
3/22~26まで開催。
最上位国が東京五輪への出場権を獲得。
予選出場国
- アメリカ
- ドミニカ共和国
- プエルトリコ
- ニカラグア
- キューバ
- ベネズエラ
- カナダ
- コロンビア
キューバもこの予選に出場するため、3月下旬、つまり開幕の時期はキューバ代表に選出された選手が離脱することになります。
プレミア12で出場を決めたのが韓国とメキシコとなった影響で、強豪国が数多く残った予選となっています。キューバが最上位国になる可能性はあまり高くなく、最終予選にまわる可能性の方が高そうです。
東京五輪最終予選について
6/17~21までの開催に変更。
最上位国が東京五輪への出場権を獲得。この出場権が東京五輪へのラスト1枠。
予選出場国
- 台湾
- オーストラリア
- 中国
- オランダ
- アメリカ大陸予選 2位
- アメリカ大陸予選 3位
キューバがアメリカ大陸予選で最上位国になれず、2位or3位に残った場合はこの最終予選にまわります。
つまり、3月下旬だけでなく6月中旬もキューバ代表に選出された選手が離脱することになります。
キューバ代表選手についてのまとめ
最後に、NPBに所属するキューバ代表選手と離脱時期についてまとめました。
NPBに所属するキューバ代表候補の選手
- 中日ドラゴンズ
- R.マルティネス、ロドリゲス、(A.マルティネス)
- ソフトバンクホークス
- モイネロ、デスパイネ、グラシアル
ドラゴンズ所属のA.マルティネスはキューバ代表の主力ではなく、また故障も抱えていることから代表に選出される可能性は低そうです。
しかし、それ以外の5選手はキューバ代表で主力となっているので、ほぼ確実に代表選出されると思います。
キューバ代表選手の離脱時期
確実に離脱する時期
3/22~26まで開催されるアメリカ大陸予選にキューバが出場するので、開幕日も含め3月下旬は確実に離脱することになります。
離脱する可能性がある時期
キューバが最終予選(6/17~21まで開催)にまわった場合は6月中旬も離脱することになります。
当初の日程では最終予選が4/1~5まで開催されるはずだったので、アメリカ大陸予選も含めると離脱時期は最長で3月下旬~4月上旬の2,3週間の予定でした。
しかし、今回日程が変更されたことで離脱時期が2度に及ぶこととなり、ドラゴンズとホークスはチーム運営に苦慮するかもしれません。