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【ドラゴンズ】2/21 VS DeNA 2軍練習試合の感想

ドラゴンズ

ドラゴンズ2軍、ベイスターズとの練習試合に敗戦。

1、2軍ともに寂しい試合が続いており、今日の試合も同様となりました。

ただ、投手陣の中には楽しみな投手も見受けられたので、そこに関しては収穫だと思います。

今回は、気になった選手を中心に感想を綴っていきます!

試合の結果

【試合結果】
中日 1-4 DeNA 21日 宜野湾

【投手】
伊藤準、勝野2、谷元、小熊、濱田達、鈴木翔、清水2

気になった野手

石川君が離脱した後から寂しい内容が続いています。今日も良い内容を残した選手がほとんどおらず、全体的に物足りない野手陣でした。

堂上 2打数2安打

今日のメンバーの中ではやはり格が違いました。

右肘手術での影響でスローペースな調整となっていますが、順調そうで一安心。

今日の内容はセンターから右方向中心の打球でした。後は昨季見せた強烈な引っ張りの打球が増えてくることを期待したいです。

キャンプ当初は溝脇や三ツ俣の猛アピールで開幕1軍もやや怪しい状況かと思いました。しかし、能力的にはやはり直倫の方が上なので、このまま順調な調整を続けていけば開幕1軍も充分ありえます

石垣 3打数1安打

良い意味ではなく悪い意味で気になった選手です。

石川君の存在により発奮していると思いますが、あまり良い内容を残せていません。

今日の試合でも安打を放ったとはいえ、あまり良い形での安打ではなかったです。本来であればそろそろ1軍での出場が増えてこなければいけない年齢ですが、今年もまだまだ2軍だと諦めしまうような状況です。

ドラゴンズには飛ばせる若手打者が少ないので期待しているファンの方も多いと思いますが、打撃フォームも固まらずあまり成長が見られない4年目となっています。

投手陣の出来は?

個人的に楽しみにしている投手は良い内容を見せてくれましたが、厳しいと感じている投手はやはり不満の募る内容となっていました。

伊藤準 1回1安打0失点

右肘手術の影響もあり、今日が今年初めての試合でした。

いきなり安打+盗塁でノーアウト二塁のピンチを迎えましたが、その後は落ち着いた投球で無事ピンチを切り抜けました。

得意のフォークで奪った三振が2つ。今日のようなフォークが今後も投げられるようであれば、かなり期待が持てます。

三ツ間が故障で離脱し後述する谷元や小熊がパッとしない状況なので、ロングリリーフが不在となっています。手術明けで無理はして欲しくないですが、なかなかチャンスをもらえなかった昨季とは違い今季は多くのチャンスが貰えそうです。

勝野 2回完全投球

前回と同様に今日の試合も好投。力強い直球を投げており、球速は150キロを記録。2イニングと短いですが、完璧な内容でした。

まだ2軍の試合数が少ないので具体的な起用法は分かりませんが、先発でも中継ぎでも楽しみな存在になりつつあると思います。

制球や決め球にまだ課題は残っていますが、腰の状態さえ問題がなければ1軍で見る機会も多くなりそうです。

谷元 1回1安打1失点

厳しい内容でした。年齢を考えるとあまり多くのチャンスを与える必要性が感じられず、正直戦力として考えられない状況。

小熊 1回1安打2失点

エラーや微妙な判定でやや不運な部分はあったと思いますが、球が全体的に高く厳しい内容でした。

三ツ間の離脱により1軍へのチャンスがあるにも関わらず、このチャンスを活かしきれないのはかなりもどかしい状況です。

濱田達 1回1安打1失点

前回と同様に面白い投球を披露してくれました。新しい投球フォームがうまくハマっているように感じます。

前回の登板では右打者への投球がやや課題と評価しました。しかし、今日は対戦した打者全員が右打者であったにも関わらず、ほぼ完璧に抑えることができたと思います。

細川には本塁打を浴びましたが、強風によって本塁打になっただけであり本来なら打ち取った打球でした。

右打者のインコースにはクロスファイアのストレートアウトコースには落ちる球と1軍でも武器になりそうなコンビネーションでした。後はスライダーの制球さえ安定してこれば、本当に1軍で活躍できると自分は期待しています。

鈴木翔 1回完全投球

血行障害の影響を心配していましたが、すでに球速148キロを記録。順調な調整が出来ているようで安心しました。

また、今日の投球では右打者へのインコースに食い込む新しいボールも目立っていました。当初は翔太本来の課題であった直球のシュート回転だと思っていましたが、球速を見ると直球とやや差があるためおそらくツーシームです。

相変わらず制球には課題を抱えていますが、ツーシームとスライダー、そしてフォークをうまく組み合わせる投球かできれば、1軍でも面白い存在となってくれるかもしれません。

清水 2回1安打0失点

2イニングを無失点と結果は残しましたが、まだまだ課題が山積みです。

直球は140キロ台中盤を記録しており、力強いボールを投げていました。一方で、課題の制球面はまだまだ不安定で、四球を出さなかったとはいえかなりボールが散らばっていました。

現在は投球フォームを改造しており、アーム投げだったフォームがややシンプルな投法へと変貌中。

新フォームでも角度のあるボールを投げていましたが、直球とフォークの両方ともやや低めに外れており、打者が簡単に見送る場面も多々見られました。

この高低の微差を上手く調整できれば、より多くの空振りが奪える投手へ成長する可能性があると期待しています。

他の投手とは違った持ち味を見せる投手なので将来が楽しみですが、山本君と比べるとまだ1軍のチャンスは遠そうです。