【ドラゴンズ】2/29 VS 広島 オープン戦の感想
ドラゴンズ、カープとのオープン戦に勝利!
無観客試合となり独特な雰囲気。打球音や選手の声などが鮮明に聞こえる目新しさを感じながら、やはりどこか寂しさも感じる試合となりました。
今回も、気になった選手を中心に感想を綴っていきます。
試合の結果
【試合結果】
中日 3-1 広島 29日 ナゴヤD
【投手】
ロメロ3.2、鈴木博1.1、福、又吉、藤嶋、岡田
【本塁打】 ビシエド、武田
ビシエドがHRを含む2打点の大活躍。8回には貴重な追加点となる武田のHRも飛び出した。
先発のロメロはやや荒れ気味ながら持ち前の球威で試合を作るも4回途中で緊急降板。急遽登板となった鈴木博が1点を失うものの、その後は無失点リレーで試合を終えた。
やはり頼れるビシエド!
3打数2安打2打点 1本塁打
オープン戦初安打がホームラン!心配のいらない打者ですが、やはり1本でも本塁打が出ると安心しますね。
本塁打は失投とはいえ内角の難しい球を上手く腕をたたんで打ち、次の打席のタイムリ-はつり球気味の高めをらしい右打ち。
ともに状態の良さを感じる打撃で、ビシエドが打てばやはり簡単に点が入るという展開でした。
武田、貴重な一発
1打数1安打1打点 1本塁打
今後のオープン戦は主力の打席が増えてくるため、控え野手がアピールできる打席は限られてきます。その限られた打席で見事にホームランを放ちました。
今年はただ安打を重ねるだけでなく、長打も出ているのが大きな評価ポイントだと思います。課題の打撃にある程度の目処が立ちつつあります。
開幕1軍はほぼ当確ですが、福田の状態次第ではスタメンを奪取できるようなアピールに期待したいです。
ロメロ、好投するもアクシデント発生!
【2020.2.29 中日スポーツ】
中日のエンニー・ロメロ投手(29)が29日の広島とのオープン戦(ナゴヤドーム)で、4回に左肩に違和感を覚え、緊急降板した。試合途中に名古屋市内の病院に直行し、「左肩棘下筋付着部の炎症」と診断された。球団によると、炎症と痛みが治まり次第、スローイングを再開する予定だというが、3月20日からの開幕ローテ入りは厳しい状況となった。
3.2回3安打1失点 4三振1四球
直球だけでなくスライダーの状態もかなり良く、期待が持てる投球でした。調子の良かったカープ打線でも誠也以外にはとらえられず、開幕ローテはほぼ当確だと思っていました。
しかし、体に異変を感じ4回途中で緊急降板。診断の結果、左肩の炎症と診断されました。
開幕から計算していた投手だけに残念です。
博志の成長は感じるも……
1.1回3安打0失点 2四球
ロメロの残したランナーは返してしまいましたが、自分が出したランナーは何とか返さずに抑えました。
昨年と比べると、制球力の成長を感じます。今日も2つの四球を記録したとはいえ、大きく外れ続けたボールではなく、際どいところを攻め続けた結果の四球でした。
ただ、被安打や与四球よりも個人的に気になったのが三振を奪えなかったことです。もっと細かく言うのであれば、直球にしろカットボールにしろ空振りを奪えなかったのがかなり気になります。
球威があるので主導権を握る投球もできると思いますが、三振を奪えなければ勝ちパターンの中継ぎはやはり厳しいです。福谷のように一度先発に挑戦させてみるのも面白いのではと個人的に思っています。