小笠原、苦しい投球 -3/6 VS楽天オープン戦の感想-

ドラゴンズ

ドラゴンズ、イーグルスとのオープン戦に敗戦。

今日の感想は速報頼りとなっています。

水曜日の試合の良い流れを持ち込めず、また敗戦。なかなか打撃陣の調子が上がってきません。

今回は、小笠原の投球を中心に感想を綴っていきます。

試合の結果

【試合結果】
中日 1－3 楽天　6日静岡

【投手】
小笠原5、又吉1、橋本1、藤嶋0.2、岡田0.1

野手陣は楽天先発・則本から1点をとるのがやっと。リリーフ陣には無失点に抑えられました。

一方の投手陣は先発・小笠原が苦しい投球で3点を失うも、リリーフ陣は無失点に抑えた。

5回7安打3失点 2三振4四球

結果を見ただけでも、かなり苦しい投球だったと分かります。むしろよく3点に止めたなっという印象です。

ロメロが故障で長期離脱し、梅津は調整遅れと開幕ローテの計算が早くも乱れ始めています。そのため、小笠原にはローテ当確となる投球を期待していたのですが、期待外れの投球でした。

ただ打たれたというだけでなく多くの与四球を出してしまい、失点にもつながってしまいました。元々制球が良い方の投手ではなかったですが、昨年は少し制球が改善されたように感じました。その成長した姿が今日全く見られなかったのはとても残念です。

また、本人も気にしているように球速があまり出ていないのも気になります。140キロを超えた球は少ししかなく、130キロ中盤から後半の球がほとんど。脱力投法で故障しないフォームを目指しているので仕方のないことかもしれませんが、やはりもう少し球速が欲しいところです。

オープン戦で登板した2試合はともにあまり良い結果を残しておらず、開幕ローテ当確とはなりません。ただ、チームの先発ローテに空きができているので、最終的にローテには入ると思います。

次戦では先発で安心して起用できるような投球を期待したいです。

オープン戦を勝ち切れていない1番の原因は打線の状態がとても悪いことです。大島とビシエドはコンスタントに結果を残していますが、それ以外の主力打者は調子に波があり、なかなか得点を積み重ねていけない状況。

特に、周平・福田・平田、3打者の調子がなかなか上がってきません。

周平は今年の目玉である2番の打順で起用されていますが、あまり機能していません。持ち前の鋭い打球もなかなか見られない状況です。

福田は単打こそ時々打ちはしますが、長打が出てきません。凡退でも今の時期はいいので、外野への大飛球が見たい。しかし、現状打球がなかなか上がってきません。

最後に平田についてはかなり状態が悪そうです。1軍に合流した当初こそ頼もしい活躍を見せ、今年に賭ける意気込みがかなり伝わってきました。しかし、名古屋に帰ってきてからは安打すらほとんど出ておらずかなり心配な状況です。

3打者ともに調子の波が激しく、状態が悪い時の打撃内容はよくありません。調子が悪いなら悪いなりにチームの勝利へつながる打撃を見せて欲しいのですが、それが出来ないことこそドラゴンズが低迷している理由の1つだと思います。

もう少し進歩した打撃内容を見せて欲しいのですが、現状では全く進歩を感じない内容が続いています。