低レベルな勝利【9/19 VS阪神】
ドラゴンズ タイガースに勝利。
連敗が止まったのは良いが、まあ勝って良かったねとしか言えない試合。
福谷 ベテランのような安定感
先発転向してからまだ2年も経っていないのだが、ベテランのような熟練の投球。
序盤は苦しんだが
先頭打者にいきなり長打を浴び、続く打者には死球と初っ端からの大ピンチ。しかし、今の福谷はここから粘れる。バント失敗など相手のミスに助けられた面もあったが、こういった場面でも0で抑えられるのは頼し過ぎる。
続く2回もいきなり得点圏に走者を背負ったものの、連続三振などでまた0で切り抜ける。ピンチの場面でも三振が奪えるのが福谷の強みであり、今日も序盤は苦しみながら要所でしっかり三振を奪えていたのが大きかったと思う。
その後は抜群の安定感
3回以降は特に問題なく、抜群の安定感でイニングを稼いでいった。序盤は球数が多かったものの、いつの間にか普段通りのペースに。鬼門だった6回も三者凡退と難なく乗り切った。
ただ、やはり心配なのは最後に打球が当たった場面。当たった箇所や当たり方を見ると大事を取っての降板だと思うが、もう代えが効かない投手なので心配。次戦、何事もなくマウンドに上がっていることを祈っています。
得点は相手のミスのおかげ
取った4点は何れも相手のエラー絡み。正直、阿部の後半2打席以外は収穫が無かったと思う。
阿部 久々の一発!
かなりヘイトが集まっていた中での一発。本人にとっても大きな一発だったのでは。しかし、失投を仕留めきったところは評価するべきだが、2球連続で失投した相手投手の失態でもあるのでまだ手放しでは喜べない。そもそも、その前のバッティングカウントに来たど真ん中の失投を仕留めて欲しかった。
本塁打の打席については苦言を呈したが、その次の打席でも二塁打を放っているのでこれを機に少し吹っ切れたかな。
総括
今のドラゴンズで一番怖いのは中途半端な勝利。もう優勝は絶望的であり今季はCSもないとなると、目先の勝ちに拘る必要性はあまりない。当然ファンとしては一つでも多くの勝ち試合を見たいが、来季以降の巻き返しを本気で考えるなら結果よりも内容を重視する時期に入ったと考えるべきでしょう。
果たして、今日の勝利に来季へ繋がる内容があったでしょうか?個人的には福谷の好投以外無かったと思います。