一星がチームを救う【8/21 VSDeNA】 - 或る竜党の野球速報

ドラゴンズ

ドラゴンズベイスターズに勝利！

地球よりも先にドラゴンズを救ってくれよという場面で、遠藤一星が救世主に！

松葉テンポ◎

前2試合の登板が少し悪かったので、今日ダメだったら二軍落ちという可能性もありました。しかし、この正念場で再び自分の持ち味を取り戻す。良い投球でした。

上記2つの持ち味を存分に活かした投球。球数も少なく安定感が抜群の内容だった。

5回までに奪ったゴロアウトは9個とアウトの半分を占める。先頭を出しても次の打者できちんとゲッツーを奪うなどゴロアウト主体の投球が光っていた。お見事！

上にはストライク先行と書いたが、より正確に言えばボールカウントを悪くしない投球。四球0は当たり前であり、3ボールとなったのもわずか一人。ベイスターズ打線が早打ちという側面もあるが、本当にテンポの良い投球だった。

1点しかリードがない中、ボール先行の投球となり今日初めての四球を出すなど絶体絶命のピンチを迎える。同点はおろか逆転の可能性もあり、手に汗握る場面だった。

結果的にこのピンチで同点は許したものの、逆転は許さなかった。同点打を食らったソトへの投球はややもったいないところもあったが、その後をきちんと抑えたのでOK。

また、次の7回は三者凡退に抑えたので、先発としての役割は十分に果たした。何で勝ち星が付かないんだろうね。

昨日と同様の展開。あと一本出ればかなり有利となる状況にも関わらず、その一本が出ない。何度こういった攻撃を繰り返すのか。

無死満塁から2者連続で内野ゴロ。特に、福田の打撃には情けなさしか感じなかった。速球のスピードに振り負けし、低めのツーシームで狙い通りの内野ゴロ。絵に描いたような展開に、怒りを通り越して苦笑いとなった人も多いでしょう。

次のビシエドもさぁ、打者有利のカウントで内野ゴロはないぜー。明日は頼むよ。

嫌なムードの中、本当によく打ってくれた！こういう伏兵がヒーローになってくると、いよいよこの強さは本物と感じる。

思い返せば、7回先頭打者で四球を選んだのも良い働きだった。代走や守備固めなど渋い働きを見せているので、たまには多くのスポットライトを浴びて欲しい。

そしてもう一つ、アルモンテを下げて遠藤を残すという判断をした首脳陣にもあっぱれ！

このベイスターズとの3連戦を僕は正念場だと思っています。相性が悪い相手にここで勝ち切れればAクラスが現実味を帯びてくるし、勝ち切れなければ3位争いが関の山となる。

それだけに、本当におおーーきな勝利でした！試合中には呆れた場面もあったが、勝てばとりあえずOK。今セリーグで一番強いのは間違いなくドラゴンズなので、さっさと借金を返済しましょう。