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大野、大乱調! -3/7 VS楽天 オープン戦の感想-

ドラゴンズ

ドラゴンズ、イーグルスとのオープン戦に大敗。

開幕投手の大野が炎上し、打線は相変わらず点が取れない。最悪の試合展開でした。

今回は、気になった点を中心に感想を綴っていきます。

試合の結果

【試合結果】
中日 1-7 楽天 7日 静岡

【投手】
大野雄4、福1、祖父江1、ゴンサレス1、岡田1

大野雄は予定の5回を投げ切れず、4回7失点で降板。一方、リリーフ陣は一応無失点に抑えた。

打線は9安打を放つものの、奪えた得点はわずか1点と相変わらず寂しい結果。

大野雄、大炎上!!

4回8安打7失点 2本塁打 1三振3四球

オープン戦とはいえこのような投球をされるととても心配になります。エースとしてチームの士気を上げる投球を期待したいのですが、大野にはまだまだ荷が重そう。

個人的には打ちこまれたことよりも、三振を奪えていないことの方が気になります。特に、直球で空振りを奪えておらず、ファールで粘られてしまうケースが多いです。そして、結果的に四球となり、長打で大量失点という最悪の流れになっていました。

今春の投球を見て間違いなく言えることは、昨年の同時期と比べて圧倒的に調子が悪いということです。大野にとって今年はFAイヤーであり昨年以上の意気込みを抱いていると思いますが、今年はそれが投球に繋がっていないようです。

リリーフ陣は無失点に抑えたが……

4投手とも無失点に抑えてはいますが、内容があまりよろしくない投手の方が多いです。

福 1回1安打0失点 1死球

楽天の主力にチャンスを作られながら、下位の打者を何とか抑えて無失点。ロドリゲスの穴を埋められる投手にと期待したいのですが、なかなか1イニングを安定した内容で終えれません。0点に抑えるという結果だけでなく、もっと内容の質も向上させて欲しいです。

ゴンサレス 1回完全投球

今日1番良い投球をしたのはやはりゴンサレスです。オープン戦は未だに無失点であり、本当に頼りになる投球を続けています。前回の登板でも言ったのですが、順調すぎて怖いので1度打たれておいて欲しいと思うほどです。

祖父江 1回1安打0失点 1三振2四球

相変わらず走者を背負う苦しい投球が続いています。そもそも、2軍でもあまり良い投球内容ではなかったので、なぜ1軍に上げたのか疑問です。契約更改での査定に大きく不満を抱いていましたが、このような投球では今年も大幅な昇給は期待できないと思います。

岡田 1回0安打0失点 1三振2四死球

今日は連投チャレンジとなりました。藤嶋の時よりも内容は良かったものの、やはり安心できる内容ではなかったです。首脳陣は藤嶋よりも岡田を抑えとして考えているようですが、消去法での守護神という印象は拭えず、抑えは今年もチームの大きな弱点となる予感がします。

安打数は1本差なのに点差は6点

安打数はほとんど変わらないのに、点差は大きい。今年課題として挙げていた得点力アップが全く解決できていません。

今日の試合に限って得点が増えなかった理由は以下の通りだと考えます。

  • 盗塁死を含め走塁死が多い
  • 2アウトからチャンスを作る
  • 長打が出ない
  • 併殺打が多い

盗塁死を含め走塁死が多い

おそらく首脳陣の作戦だと思いますが、今年はやけに走者を動かすケースが多いと感じます。しかし、ほとんどの盗塁が失敗に終わっており、せっかくの出塁が無駄になっています。セイバーメトリクスではあまり盗塁の価値が高くないので、盗塁が下手ならば必要以上にしないという選択肢を!

2アウトからチャンスを作る

昨年も同様に思っていたのですが、このチームはやけに2アウトからチャンスを作るケースが多いです。2アウトからでは点に繋げるのが難しいので、イニングの先頭打者の意識をもっともっと高めるべし。

長打が出ない

やはりこれが1番の原因だと思います。

楽天打線が2本塁打を放ち大量得点をしたのに対し、ドラゴンズは長打が0本。単打だけでは大量点が奪えないので長打が欲しいところですが、長打が期待できる打者が軒並み不振に陥っています。シーズンが始まればもう少しマシになると思うのですが、長打不足の不安感は拭えません。

併殺打が多い

全体的に打球が上がってこないため、ゴロの打球が多くなります。その影響で併殺打も多くなってしまいます。長打と併殺打は紙一重だと思いますが、打球に角度をつける事をもっと意識すべきです。

現状、得点力アップのために色々な策を講じているのは分かりますが、どの策も上手くいっていません。今年も得点力不足に悩まされる可能性が高そうです。