真価から進化の目撃者【8/2 VSヤクルト】
ドラゴンズ スワローズと引き分け。
ドラゴンズのホープが限界を超える。貴重な瞬間を見られたことに只々感謝!
梅津 「10」回を投げ切る!
先発が10回を投げ切る。完璧を超えた瞬間だった。
序盤から速球が冴える
球速も序盤から150キロを記録しており威力満点、相手打線のほとんどが差し込まれた打撃となっていた。前回指摘した速球での空振り三振について多く奪えた訳ではないが、今日は2個記録。特に、村上からフルカウントの末奪った三振は素晴らしく、この一球を今後ももっと見たいと期待したいボールだった。
3つの課題について
- 制球力
- 左打者への対応
- スタミナ
梅津が抱えていた課題について、今日は上記の3点をピックアップ。あらかじめ結論を言うと今日は3点ともほぼ問題なく投球出来ていた。
まずは制球力について。昨日の勝野と違いボール先行となる投球が序盤は目立ったが、与四球は申告敬遠2つのみ。中盤以降はほとんどボール先行とならず、どんどんストライクゾーンで勝負出来ていた。
次は左打者への対応について。スワローズが左打者偏重の打線を組んできたが、大きな問題とはならなかった。ただ、今までと異なる攻め方をした訳ではなく速球で押し切った投球だったので、課題を完全に克服したとは言えない。逆に言えば、速球さえ良ければ、少々の問題は関係ないとも言える。
最後にスタミナについて。10回まで投げ抜いたことからも分かるように今日はスタミナ面でも完璧だった。無駄な四球を出さず速球で押していけば完投もできると証明できたのは大きな収穫。ただ、スワローズとはかなりの好相性のため、他チーム相手に同様の投球ができるかが今後の梅津の課題となりそう。
総括
今日も両先発の好投に尽きると言いたいところだが、昨日の小川と違い山中には隙がいくつかあったので、好投と言うよりかは攻め方をミスしたと言った方が良いかもしれない。
勝ち試合だったので勿体ない試合だったが、梅津のおかげで気分はかなり良い試合。梅津に大きな貸しが出来た打線。来週は全試合打ってくれ!