昇竜リスタート？【7/31 VSヤクルト】

ドラゴンズ

ドラゴンズスワローズに勝利！

エースにようやく勝ちが付き、悲惨な状態からは何とか脱却。ようやくまともな勝負ができそうだが、果たして。

大野雄大ようやく初勝利も……

ようやく初勝利をあげたとはいえ、何度も見たミスをまた繰り返すのは頂けない。

やはり気になるのが被本塁打の多さ。今日もいきなり初回からツーシームの失投を仕留められ、テンポを掴みかけたと思われた4回には四球からの本塁打。ダメな時の典型のようなやられ方だった。

また、バントミスも非常に痛かった。あそこをすんなり送れていれば、あの回からドラゴンズのペースに持ち込めた可能性も高く、9人目の野手としてミスが許されない場面だった。

打線の状態がずっと悪く、勝ち星から遠ざかっていた点に関しては同情の余地がある。ただ、エースとして情けないと感じてしまう投球が度々見られるため、チームが波に乗られていない要因の一つであったことは否定できない。現状、エースとして評価できる点はイニングイーターという点だけである。

昨日のような奇策はやらなかったが、今日も打順を変更。そして、この変更が機能した試合となった。

昨日までは昨年の二の舞かと感じるほど状態が悪かったが、今日は本来の打撃を取り戻しつつあった。ビシエドの前後を打つことが多い周平はかなり重要となってくるので、さらに状態を上げて欲しい。

昨日は全然ダメだったが、今日は勝ち越しタイムリーを放つ。能力的にもっとレフト方向への長打が期待できる打者だと期待しているのだが、引っ張りを意識し出すと打撃が不安定に。今日のように右を意識した打撃を続ける方が阿部には合っているかもしれない。

2人とも悪くはないのだが、期待をすると全然ダメに。今日もどちらかが1本安打を打ってくれればもっと楽になるという展開もあったのだが、ともに凡打。チャンスで最低限が出来るだけでも印象は変わってくるが、それが出来ないから点が中々入らないし、代打も送られてしまう。

勝ち試合でも辛口が多いのはこれぐらいは出来ると開幕前は期待していたから。そういう意味ではようやくリスタートが出来そうな状況が整ったと言える。一番上はかなり遠く絶望的だが、まずは一歩一歩上に向かっていこう。