岡野、開幕ローテ入りに前進！ -3/10 VSオリックスオープン戦の感想-

ドラゴンズ

ドラゴンズ、バファローズとのオープン戦に敗戦。

相手の先発が山本由伸だったのでほとんど点が取れないと予想しており、そのまま予想通りの試合となりました。

今回は、気になった点を中心に感想を綴っていきます。

試合の結果

【試合結果】
中日 1－5 オリックス　10日京セラD

【投手】
岡野4－福谷4

打線はオリックス先発・山本の前に1点を取るのがやっと。その後のリリーフ陣も打ち崩せず。

投手陣では先発の岡野が4回2失点と結果を残した。一方で、2番手の福谷は4回3失点と微妙な結果に終わった。

4回4安打2失点 3三振

ようやく先発のチャンスを得た今日の登板で、しっかり結果を残しました。今のところオープン戦ではありますが、即戦力ルーキーとしての実力を示しています。

2失点は味方のエラー絡みの失点であり自責点は0です。また、与四球は0個と今回も安定した制球を披露しました。

今日の投球で気になった点として、イニングの先頭打者への入り方があります。

1、2回は連続で先頭に安打を許したため、序盤はピンチを背負いながらの苦しい投球に。今日は何とか2失点で済みましたが、1歩間違えれば大量失点の危険性もありました。

岡野が今後先発として安定した投球を続けるためには、先頭打者への入り方も気を付けなければなりません。

雨天中止の影響で今日は4イニングの登板でしたが、先発として試合を作れる能力を示し、開幕ローテーションには確実に近づいています。

現状チームの先発事情があまり著しくないため、シーズン序盤の救世主として期待したいです。

4回4安打3失点 6三振 2四球

2軍でずっと好投を続けてきており、今日は待ちに待った1軍でのチャンスでしたが、もったいない投球となってしまいました。

岡野が与四球0と安定した投球を披露した一方で、福谷はいきなり四球から入り失点と初っ端から印象が悪くなる投球。また、8回の投球でも四球絡みでピンチを作ってしまい、結果的には試合を決定付ける2失点を喫してしまいました。

安打に関しては運も関係してくるため、仕方のない部分があります。現に、今日打たれた2本のタイムリーはコースヒットとファールラインぎりぎりの当たりであり、不運なタイムリーでした。

ただ、四球については自分で防げる問題です。せっかく良い球を投げていても、四球でピンチを招いてしまっては苦しい投球が続くだけです。2軍では制球に苦しんでいなかっただけに、少し残念な投球でした。

今日も三振を6個奪うなど先発の適性は感じます。開幕延期が決定したこともあり、もう1度チャンスをもらえると思うので、次こそは圧巻の投球を期待！

ここ数試合の得点不足を解消するために、今日は打順を変更。オープン戦ではほとんど2番に入っていた周平を5番に置き、下位打線に置いていた平田を2番にに置く新オーダーを試しました。

今日の試合では早速2番の平田がタイムリーを放ったため、新オーダーが機能したように感じるかもしれませんが、あまり打順に関係のある得点方法ではなかったと思います。

そもそも、主力陣の調子が上がってこず安打すらほとんど出ない現状では、どんな打順を試そうがあまり意味のない状況となっています。

オープン戦は色々と試せる期間であり、得点力アップのためにも色んな策を試したいところですが、それ以前の問題となっています。

控えの中からこの閉塞感を打破する選手が出てきてくれれば嬉しいのですが、控え陣も実力不足が露呈しておりかなりもどかしい状況です。

得点力アップのために今打てる手はほとんどなく、主力陣の調子が上がってくる時をただ待つのみとなっています。開幕が延期となって良かったと思えるほど、相変わらず野球陣は情けない状態です。

ちなみに、今日のオーダーは個人的な理想のオーダーにかなり近づいてきました。

自分の理想のオーダーについては「ドラゴンズ 2020年の戦力構想を分析！」の中で考察しているので、是非見てみてください！