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【ドラゴンズ】抑えは誰にすべきか?【2020】

中日ドラゴンズ

ドラゴンズの復活には絶対的守護神が必要不可欠!

2019シーズンは鈴木博R・マルティネス岡田と抑えを務めていたが、最後まで固定できずチームの大きな弱点となっていた。チーム浮上のためにも抑えの固定は重要な課題であるため、ドラゴンズ投手陣の中から抑えに適している投手を探求していく。

一番の適任者はマルティネス

R・マルティネスの2019年成績
40.2回、2被本塁打、防御率 2.66
K/9 10.62、BB/9 3.10、WHIP 1.18

一番の適任者はやはりマルティネスだろう。コントロールにやや不安があるものの、奪三振率の高さや被本塁打の少なさなど抑えに必要な能力を十分有している。ただ残念なことに、キューバ代表の関係で開幕時は不在となる可能性が高く、当面は抑えとして計算することが出来ない状況となっている。

次の候補は岡田だが……

岡田俊哉の2019年成績
50.1回、8被本塁打、防御率 3.58
K/9 9.48、BB/9 2.50、WHIP 1.15

マルティネスが計算できないとなれば、次の候補は岡田となる。だが、制球力の高さによる安定感は評価できるものの、被本塁打の多さが気がかりである。被本塁打を減らすための明確な対策を講じなければ、岡田を抑えに固定することは厳しいと考える。また、血行障害の影響により春先のコンディションについても懸念されている。

イチオシは藤嶋

藤嶋健人の2019年成績
29回、1被本塁打、防御率 2.48
K/9 10.86、BB/9 2.17、WHIP 0.90

血行障害での出遅れにより投球回は少ないものの、奪三振率やWHIPなど中継ぎ陣の中でもトップクラスの成績を残した。チームの将来性を考えても藤嶋に一度抑えを経験させるのは大きなプラスになると考える。ただ、藤嶋についても血行障害の影響により春先のコンディションに不安がある。

暖冬に救いを求める

結局、抑えについては春季キャンプやオープン戦を通しての競争次第であり、現段階では抑え投手を決めることはできない

【2020.1.15 中日スポーツ】

与田監督は先日、「スケジュールがちゃんと決まってからだが、開幕に間に合わなければ最初から外しておこうと思う。いない選手は仕方ない」と発言。

上記のように、与田監督は当面マルティネスの抑え起用について考えておらず、抑え争いは岡田と藤嶋の一騎打ちが予想される。ただ、血行障害の不安を抱えていることから、両者とも開幕までにコンディションが間に合わない可能性もある。もしそのような状況に陥れば、チームは開幕から絶体絶命となるため、あまり考えたくない事態でもある。幸いにも今年は暖冬傾向が続いているため、この暖かさが2選手のコンディションに良い影響をもたらしてくれることを祈るばかりである。

春先は様々な不安を抱えており抑えに苦しむ場面が度々見られるかもしれないが、気温が上がるにつれ抑えの安定感も向上していくことを期待している。個人的にはやはり藤嶋の更なる成長に期待したい。