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【ドラゴンズ】紅白戦(2/4)の感想

ドラゴンズ

ドラゴンズの春季キャンプはまだ4日目ですが、早くも紅白戦が行われました。

東京オリンピックの影響で開幕が例年より1週間ほど早くなるため、キャンプ序盤から実戦形式の練習が増えています。例年以上に各選手のコンディションが気になるキャンプとなりそうです。

紅白戦(2/4)の簡単な内容

2020.2.4 若狭敬一のスポ音 (@cbcspoon1053) | Twitter

北谷(1軍)メンバーのみの紅白戦。打者はビシエド以外の全選手が出場し、投手は10選手がマウンドに上がりました。

また、鈴木博は昨日まで読谷(2軍)となっていましたが、三ツ間の離脱により北谷に昇格となりました。

正捕手候補がアピール合戦

ここ数年固定できていない正捕手のポジションを争う4選手が揃ってアピールしました。

郡司裕也
打てる捕手として期待されているルーキーの郡司。実戦デビューとなった試合でいきなり初安打を記録。また、課題とされている守備面でも盗塁を刺すなどアピールに成功。
桂依央利
2016年オフに左膝の半月板を手術して以来、なかなか1軍の出場機会が増えてこない桂。今日は本塁打を含む長打2本を放ち、守備でも盗塁を刺すなど攻守ともに猛アピール。
木下拓哉
持ち前の長打力で適時二塁打を放つ。やはり魅力的な打撃を持っているのでどんどんバットでアピールして欲しい。
加藤匠馬
安打は1本記録したものの、与田監督には守備を少し酷評される。打撃力は捕手陣の中で劣っているだけに、守備力の更なる向上が必要。

加藤以外は初戦からまずまずのアピールに成功しました。読谷組の石橋や大野奨を含め、誰が正捕手の座を手にするのか?今後も注目です。

外野陣争いも熾烈に

外野の布陣は今のところ、平田・大島・福田の3選手が有力となっていますが、彼らのコンディション次第ではまだチャンスがあり、1軍枠の争いも含め激しい競争が予想されます。

シエラ
実戦デビューでいきなりタイムリーを放つなど支配下昇格へ猛アピール。アルモンテの状態が良くないので、支配下昇格は時間の問題。
武田健吾
守備は強肩を含めかなり能力が高いので、後は打撃次第。今日はマルチ安打を記録しアピールに成功。フリースインガーなので出塁率は諦めているが、打率はしっかりと残して欲しい。
渡辺勝
打撃が持ち味の選手だが、昨年は1軍の壁にぶつかった。今日は本塁打を放ちアピールに成功。今後対戦していく一線級の投手相手にどこまで打てるのか注目したい。

とりあえず今日、目立っていた3選手をピックアップしました。若手、中堅ともに今後も激しいポジション争いを見せて欲しいです。

投手陣の出来は?

やはりこの時期はまだまだ寒いので、状態をとやかく言う必要はないと思います。ただ、気になった選手が3投手いたので少し触れておきます。

小笠原慎之介
先発としてマウンドに上がり、1回をわずか8球で終わらせる完璧な内容。調整は順調のようで一安心。故障さえなければ2桁勝利は通過点というところまで来ているので、とにかく故障には気を付けてもらいたい。
藤嶋健人
小笠原と同様に順調そうだったのが藤嶋。昨日野茂氏に伝授されたフォークを試すなど、更なる成長を目指す姿勢には期待しか感じない。懸念されている血行障害の影響については半袖を着て投球していることから大丈夫だと信じたい。
岡田俊哉
状態をとやかく言う必要はないと述べたものの、岡田には悪い意味で気になってしまう点が。今日も2本浴びた被本塁打の多さである。この時期だから関係ないと思いつつもやはり昨年から本数が多すぎる。守護神の座を狙っているのであれば、早急に対策を講じるべきだと思う。

何度も言うように怪我だけには気を付けて欲しいです!

終わりに

まだ2月ですが、徐々に開幕が近付いてくるとやはりワクワクしてきます。当面は練習試合が続きますが、明るい年になる可能性を感じる内容が見たいと思います。

次の実戦は読谷で行われる2/7 沖縄電力戦。北谷からも少し選手が派遣されるようです。また、石川昂の出場する可能性が高いようなので楽しみですね!