【ドラゴンズ】2/23 VS DeNA オープン戦の感想

ドラゴンズ、ベイスターズとのオープン戦に敗戦。

まだオープン戦とはいえ勝てない試合が続いており、もどかしい状況。

それでも、徐々に内容が伴った試合となっており、あまり悲観すべき状況でもないと思います。

今回は、気になった選手を中心に感想を綴っていきます。

試合の結果

【試合結果】
中日 4－7 DeNA　23日 北谷

【投手】
大野雄3、柳3、又吉、福、藤嶋

【本塁打】 高橋

大野、柳がともに打たれ、7失点。一方の中継ぎ陣はほぼ完璧に抑えており、先発陣と中継ぎ陣で明暗分かれる結果となった。

野手陣では周平が本塁打を含む2本の長打で得点に絡む大活躍。一方、控え野手陣の内容は相変わらずで寂しい結果が続いている。

中継ぎ陣の出来に一安心

昨日の中継ぎ陣や今日の先発陣と比べると、かなり安心できる内容でした！

又吉 1回 1死球 0失点

エラーや死球でピンチを招いたものの、危なげない投球でピンチを脱する。

昨季も1イニングの登板であれば安定した投球を披露していました。ただ、本人の希望や使い勝手の良さから先発やロングなど幅広い役割を担うことになり、トータルでは微妙な成績となっていました。

このような起用法がここ数年続いていますが、今季は基本的に1イニングの中継ぎとして起用すべきだと思います。

福 1回 完全投球

前回はかなり悔しい投球となり、気持ちの整理も時間がかかったようでしたが、今日は見事に修正した投球。

昨季よりも直球に力があり、昨年以上の成績に期待できそうです。

ライマルの離脱や岡田、藤嶋のコンディションなど中継ぎ陣に不安材料が多いため、福がシーズン序盤のキーマンの1人だと個人的に睨んでいます。

藤嶋 1回 2三振 完全投球

前回はらしくない投球で少し心配していましたが、今日は完璧な投球を披露。

前回の内容が血行障害の影響ではなく、調整の匙加減だったようで一安心。今日の投球を見る限り、やはり抑えには藤嶋がふさわしいと思います。

周平と京田の成長

野手陣が全体的にだらしない中。この試合で目立っていたのが周平と京田の成長でした。

周平、弱点克服の一発

1打席目に二塁打、3打席目には本塁打と存在感を示す。

しかも、放った長打は2本とも苦手としていた左投手からであり、成長を感じた打撃でした。特に、3打席目のホームランはインコースの初球を迷わず振り抜いた打撃で、この当たりを見たかったという一発でした。

昨日も1～3打席目は全部セカンドゴロと引っ張りの意識を強く持っているのは分かっていましたが、オープン戦2試合目にして成果に繋がったのはとても大きいと思います。

ここ数試合は2番で起用されいますが、昨日の感想で語ったようにドラゴンズの2番は平田が適任だと思います。周平にはクラッチヒッターとして成長して欲しいと思っているので、個人的には5番が良いと考えています。

京田、内容が充実した4打席

2安打と四球で3出塁。最後の見三振もフルカウントからの際どい判定であったため、4打席とも内容のある打席でした。

昨日も2安打と結果を残していましたが、引っ張り一辺倒の打撃にはやや不満を感じました。一方、今日の2安打はショートへの内野安打とセンター返し、広角を意識した打撃であり、個人的にはこの打撃を続けて欲しいと思います。

引っ張り中心の打撃で長打がコンスタントに出るようであれば、引っ張り一辺倒の打撃でも良いと思います。しかし、昨季の打撃を踏まえると、引っ張りではなくとにかく広角に安打を狙うスタイルを目指した方が京田には合っていると思います。