悪い時だからこそ【10/28 VS阪神】 - 或る竜党の野球速報

ドラゴンズ

ドラゴンズタイガースに敗北。

今日は負けたくない試合だったが、勝てる気配が全くなく。

勝野リズムに乗れず

何とか試合は作れたので粘ったと評価できるかもしれないが、勿体なさを感じる内容でもあった。

今日はとにかくイニングの先頭打者を出塁させ過ぎ。元々球数を多く費やす投手だが、今日は常に走者を背負う投球となったため、さらに多くの球数を費やすことに。投球全体のリズムも悪くなり、打たれるのは時間の問題だった。

取るべきところでは三振を奪えていたので、投げている球は良かったと思う。それだけに、先頭打者へのケア不足が残念だった。好投手になれそうな存在だが、毎登板何かしらのしくじりを残している印象となっている。

勝ちパターンの出来はここ数年でNo.1だと思うが、それ以外の出来はワーストに近い状況。

今日のリリーフで又吉だけは良い投球だったと思う。

一時は調子を落とし登板機会も減っていたが、また見られる機会が増えそうな気配。勝野が残した走者こそ帰してはしまったものの、その後はイニング跨ぎをこなし首脳陣に好アピール。ライデル不在の穴を埋める存在として、今後に期待が持てる内容だった。

ゴンサレスはもう今季敗戦処理として起用し、オフにサヨナラという感じかな。良い時はおっと思うけど、安定感がない。今回がラストチャンスだったが、この内容では厳しすぎる。たとえ、コロナの影響で新外国人投手の獲得が難航しようとも、再契約をしたいと思える理由は少ない。

岡野は1軍に戻ってくる度に、状態が悪化しているようにも感じる。そもそもある程度のイニングを投げさして辻褄を合わせるというのが岡野の役割なのに、何故1イニングのリリーフとして起用するのか。人選からして間違っていると思う。

連勝中の疲れが出たのか、投打ともに精彩を欠く内容だった。そんな時だからこそ首脳陣の腕の見せどころなのだが、勝負眼のなさは健在。スタメンの組み方や勝野の代え時など、疑問の残る采配が多かった。相変わらず試合全体の流れが読めていない印象を受ける。

選手たちの状態が良い時は動かない方が上手く行くので目立たないが、悪くなると一転首脳陣の無能さが目立つ。暗黒真っ只中のチームをここまで復調させたのは当然評価されるべきだが、ドラゴンズファンの中に監督の続投を疑問視する層がいるのはこういった勝負眼のなさが大きな原因だと思う。

3年契約のため来季まで続投するのは既定路線だと思うが、打撃コーチなど攻撃面のスタッフについては絶対にテコ入れして貰いたい。