或る竜党の野球速報

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0×45!【10/22 VS DeNA】

ドラゴンズ

ドラゴンズ ベイスターズに勝利!

最近は勝ちを続けるだけでなく、勝ち方のバリエーションも豊富で素晴らしいですね。良い傾向だと思います!

大野 完封、そして球団新記録!

今日も当たり前のように0を並べ、気付けば45イニング連続無失点と球団新記録!最後にはスーパープレーで魅せてくれるオマケ付き!本当におめでとう、そしてこれからもよろしく!

珍しく先頭打者の出塁が目立った

今日は先頭打者にやや甘く入る場面があり、いつもよりイニングの先頭打者を出す回が多かった。ただ、これを引きずらないのが、今の大野雄大。初回は盗塁阻止と木下に見せ場を譲ったが、4、5回は次打者をゲッツーに仕留め相手にチャンスさえ作らせない投球。

突破口が見えないでしょう

ベイスターズの不味い攻撃に助けられた面はあるものの、そうせざるを得ない状況に導いているのが大野の存在感。相手からすればどう打ち崩せば良いのか分からず、突破口が見えない試合だったと思う。

打線 ゴロの山

初回以外は相手先発の平良も素晴らしい投球。追加点が奪えなかったのも致し方なし。

打撃タイトルに近付く活躍

2年連続最多安打を狙う大島は今日のマルチヒットでタイから単独トップに。一時は2年連続厳しいかなと思っていたが、10月は超絶好調であっという間に首位に立つ量産ぶり。そして、こちらも厳しいと思っていた首位打者も射程圏内に。Wタイトル獲得に乞うご期待!

打点王を争うビシエドもいきなり犠牲フライで打点を稼ぐ。(ちなみに、犠牲フライの数も10個目となり、球団記録に並んだようです。)岡本に今日は抜かされたけど、まだまだ分からない状況。ビシエドの打点王にも乞うご期待!

総括

結果的にはスミ1勝ちだったが、試合的には1点差以上の差があるのではと錯覚してしまうほど落ち着いて見ていられた試合。まさに、エース様々です!

大型連勝の後連敗をしなかっただけでも充分なのに、それどころかまた大型連勝となりそうな雰囲気。この強さは止まらないぜ!

避けよう連敗!【10/20 VS DeNA】

ドラゴンズ

ドラゴンズ ベイスターズに勝利!

日曜の負け方が個人的には気になっていましたが、それを引きずらない見事な勝利でした。

福谷 らしくなくても修正

前回ほどではないが、今日も序盤かららしくない投球が目立ち調子が悪そうだった。ただ、イニングを重ねる毎に状態を上げていき、結局は初回の一発以外得点を許さず。

またオースティンに一発

別に福谷がいつも打たれている訳ではなく今日が初被弾だと思うが、チーム全体で打たれ過ぎ。完全にカモ状態となっており、明日以降の試合を考えると絶対に抑えておいて欲しい打者だった。

打たれたのはスライダー。2ボールと投手不利のカウントからストライクを欲しがった球がやや浮きガツーンと。オースティンじゃなきゃ入らないような打球だったので仕方のない面もあるが、少し迂闊な攻めだったと思う。

天晴れな修正力

初回には一発、2回には与四球、4回には自らのエラーと4回まで毎回走者を背負う投球となり、三者凡退のイニングをなかなか作れなかった。それが一転、5回以降は三者凡退を続ける。スタミナ的にも、打順的にも打たれる可能性が高くなるイニングは逆にきちんと抑えた。

序盤は福谷にしては球数が多く6回まで持てばOKかなと思っていたが、結果的に7回まで投げHQSを達成。序盤は捕まえられそうな気配があっても、知らない間にテンポの良い投球に変わり抑える。どこかで修正やギアチェンジをしていると思うが、それがどこか分からない。この変化を感じさせないポーカーフェイス具合が先発・福谷の持ち味であり、リリーフ時代から大きく変わった点の一つだと思う。

今日もナイスピッチングでした!

打線も一気に!

今日も大貫に抑えられており、少し嫌なムードが漂っていたが、6回一気に逆転!あれよあれよと点が入っていき、あっという間の逆転劇だった。日曜の無失点を引きずらず、良い攻撃が出来たね。

2、3、4で逆転

最近何かと槍玉に上がる京田、阿部、ビシエドの3選手だが、今日はここの3連打で一気に逆転。綺麗な得点の取り方。また、次のイニングも阿部、ビシエドの連打で追加点。こちらもまた良い流れだった。

今日の活躍は見事だったが、ここから状態が上向いてくれるかは分からない。これを機に調子を上げてくれるでしょうと何度言ってきたか。その都度裏切られてきたので、今日はノーコメント。愚痴を書こうとしたら打つし、褒めようとしたらやらかすし。本当に今年はこの3選手の状態が読めん。

シエラ 帳尻合わせ

2回の併殺は結構痛かった。苦手な大貫を一気に攻略できそうな展開だっただけに、もし負けていれば一番の敗因に挙げられていたでしょう。

ただ、6回のタイムリーはお見事。直前に逆転したとはいえ、まだ1点差。勝ち試合をより盤石にするためにももう1点欲しい場面で、相手はもう1点もやりたくない場面。そこであっさりとタイムリーを放つ。このあっさりとした一打を打てるのが今までのドラゴンズにいなかった存在。なかなかスポットが当たらない役割だが、かなり大きな1点だった。

そして、もう一つ走塁について。シエラが2塁走者となっており、福谷の安打で進塁をする場面を見ていましたか?外野がかなり前に来ていたので荒木コーチは当然3塁で止めたが、シエラはかなり不服そう。俺だったらホームに帰れたぞという抗議を多分していたと思う。まあホームは9割方アウトだったと思うので止めるのが正解だったが、打つだけでなく走塁でもチームに貢献をという姿勢が強く表れている場面だった。この姿勢、他の選手にも見習って欲しい。

総括

序盤は投打ともに心配していたが、中盤から終盤にかけては完全にドラゴンズペースに。強いチームの勝ち方に自分は感じた。また、大型連勝が止まった直後を連敗せずに切り抜けられたのはかなり大きい。ここからしっかり2位固めと行きましょう!

雲泥の差【10/18 VS広島】

ドラゴンズ

ドラゴンズ カープに敗北。

ゲッツーと本塁打、クリーンナップの仕事の差が如実に出た試合。そりゃ勝てる訳ないじゃん。

清水 超えて欲しかった壁

今日も良い球を投げていた。ただ、打線の度重なる拙攻により、徐々に厳しい展開に。一球一打が重くなり、その空気に呑まれてしまう投球となってしまった。

2発に沈む

失点は全部本塁打によるもの。どちらの本塁打も同じコースを打たれた一打だが、失投と呼ぶには可哀想なコース。ただ、少し狙われていたのかな。

特に、誠也に対してはかなり内角に偏った配球となっており、バッテリーともに強気の攻めが裏目に出た形。強気の投球は見ている方も面白いのだが、もうちょっと工夫して欲しかったところ。清水も若いなりに引き出しの多い投手なので、少し迂闊な攻め方に感じた。

やはりコントロールが問題

今日も初回に四球を出しいきなりピンチを迎える。ピンチは何とか切り抜けるも、この光景は毎度お馴染みに。これを無くさないと長いイニングが投げられないよ。

また、特に痛かったのは誠也の本塁打前に出した四球。次打者の誠也に名前負けしてしまうのは予想できていたので、それが嫌なら前打者の田中を抑えなければならなかった。しかし、まともに勝負できず、あっさり四球を出す。この四球を見ると、その後の本塁打はある意味必然だった。

今日出した四球は上記の2個だけであり、そこは評価すべきでしょう。初回と勝負所、この2場面で四球を出さない技術、あるいはメンタルが今後の清水に解決してもらいたい問題。

打線 拙攻の山

内容的には相手先発の方が悪かったが、結果は逆に。1、2番コンビ、大島と京田が合わせて6安打しているにも関わらず、得点は0。Why?

ゲッツーマシン2連チャンはキツイ

昨日の勝利の立役者である阿部とビシエドが今日はゲッツーなどでブレーキに。昨日もブレーキとなる場面はあったが、最後に帳尻合わせをしてくれた。しかし、今日はそれもなし。

ビシエドについてはまだ我慢できるが、阿部についてはもう完全に悪循環に入ってしまっている。ゲッツーがあり得る場面ではほぼ100%やらかしているような気がする。アルモンテの故障で3番が不在であり、悩んだ末に阿部をチョイスしていると思うが、少し厳しい打席が多過ぎる。かと言って、代わりの策が見つからないので、苦しいところ。

総括

正直、勝てた試合だと思う。チームの状態が良いからと言って、あまりやって欲しくない負け方だった。次戦に引きずりそうな負け方にも感じるので、火曜は何としても勝ちたい!

先輩の意地に呼応!【10/17 VS広島】

ドラゴンズ

ドラゴンズ カープに勝利。

明治大学の先輩後輩対決。内容的には後輩に軍配が上がるが、野球はチームスポーツ。先輩の意地にチームメイトが見事応えた試合となった。

柳 苦しみながらもHQS

故障以降なかなか調子が上がらず、今日も立ち上がりは状態が悪かった。それでも、HQSを達成。少し復調の兆しも見えてきたかな。

苦しい立ち上がり

初回は2アウトからの連打で失点。3回は昨日止められなかった誠也の長打をきっかけに失点。ともにやられてはいけない形での失点となり、後輩・森下と比べてかなり苦しい立ち上がりとなった。

ただ、もっと取られていてもおかしくない状況で、ともに1失点で止めたのが結果的に大きかった。

意地のHQS

4回からは立ち直り始め、今日初めての三者凡退。続く5回も三者凡退と完全に立ち直った投球。6回は四球を出しながらもゲッツーに打ち取り、とりあえずQSを達成。

球数的にもどうかなと思ったが、7回も続投。いきなり走者を背負い、久々のピンチに。ただ、ここからの柳の投球は次回に期待が持てる完璧なものだった。ここまで1つも三振を奪えていなかったが、宇草を空振り三振、田中を見逃し三振と見事連続三振を奪う快投。

苦しんだ立ち上がりからは一転、柳らしさが徐々に出てきた投球だった。次回はこれを早い段階から見せて欲しい。

打線 好投手に苦しんだが

久々に好投手との対戦、しかも調子が良さそうで得点の気配すらなかなか作れない展開だった。相変わらずのミスも連発し、悪い時の打線が垣間見えていたのだが。

周平 今日もクラッチヒット

森下からようやく作ったチャンスだが、萎みかけていた場面。周平が見事にカバーする一打だった。

打ったのは153キロの速球。東海大甲府の後輩、渡辺諒(日本ハム)が速球破壊王子と呼ばれているが、先輩も負けていない。ドラゴンズ打線の中では一番150キロ以上の速球に強い打者となっている。数年前は速球に苦しんでいた印象だが、間違いなく成長していると数字が表している。

阿部、ビシエドの連続タイムリー

結果的に森下から奪えた点数は1点だけだったが、先輩・柳の意地により接戦となっていたため、7回で降板。これがドラゴンズ打線にとってはありがたい結果へと導いてくれたのだった。

四球が絡み作った満塁のチャンスだったが、2アウト。しかも打者は今日ブレーキとなっていた阿部で、相手投手は抑えのフランスア。今までのドラゴンズだったらここで終了だったが、今は違う。当たりはあまり褒められたものではなかったが、バウンドが高い打球が何とかセンターへ抜け見事2点タイムリーとなり、逆転に成功。さらにこちらもブレーキとなっていたビシエドも続いてタイムリー。逆転、そしてダメ押しの連続タイムリー、本当に見事な攻撃だった。

ただ、欲を言えばその前の京田で最低同点まで行って欲しかった。こういった場面で京田が最低限の繋ぎを出来ればもっと良い打線になるはず。

総括

祝7連勝!

正直厳しい試合と思っており、柳がロースコアで長いイニングを投げ、森下をなるべく早くマウンドから降ろす。勝ち筋はこの一つしかないと思っていた。そして、その勝ち筋を見事手繰り寄せたチーム、本当に強い。

柳はよく粘った。打線はその粘りに応え、一瞬の隙を良くついてくれた。投打ともに素晴らしいチームワークで、昨日と同様にチーム一丸で勝った試合。今日もお見事でした。

お外でも止まらない!【10/16 VS広島】

ドラゴンズ

ドラゴンズ カープに勝利!

見事、6連勝!ナゴヤドームから外に出ても連勝は続いています!

ロドリゲス 惜しいな〜

投げている球を見ると、何でこんなに打てれるんだろうと思うクオリティー。研究されたというよりかは痛いところでツメの甘さが出てしまう感じかな。

痛かった一発

不利なカウントとなり、入れにいった速球をガツンと打たれた誠也の一発はかなり痛かったね。この一発を避けれていれば、もう少し良い投球になったと思う。

やはり制球が問題

与四球こそ1個に止めたが、ボール先行となる場面も目立つかなりリズムの悪い投球だった。制球が不安定だった結果、投球回、球数の推移、内容、どれにも苦しさを感じる投球となっていた。

デビュー登板から試合を重ねる度に制球が悪化しているように感じたので、初めての日本のシーズンに少し疲れもあるのかな。

勝ちパターン 今日もありがとう

今日は谷元-福-祖父江-藤嶋-ライデル。

谷元 パーフェクトな火消し

6回にロドリゲスが一死一、三塁のピンチを招いた場面、みんなの頭にはもう谷元が浮かんでいたよね。そして、何事もなく火消し。ベテランなりの経験があるとかそんなレベルの話じゃないね。あまり使いたくない表現だけど、もう神がかっているとしか言い様がない。

祖父江も大丈夫

展開的にも比較的楽な場面だったが、昨日の今日ということで注目してしまう登板。しっかり切り替えて、0を刻んでくれた。

明日からも厳しい場面での登板が続くと思うが、またよろしくね。

藤嶋は猛省を

すごく良い雰囲気に水を差す投球。ガッカリしたどころの話ではない。折角、昨日は良い投球だったとみんな褒めていたのに、ライデルも休められると思っていたのに。

あまりにも呆れたので、これ以上語らないでおきます。

アルモンテが登録抹消

アルモンテがやはり登録抹消。打順の組み方からすでに苦しさが感じられる。もう少し経てば福田や平田が一軍に帰ってくると思うが、それまで踏ん張れるのか。代役たちには期待をしているけど、正直自信はない。

外野の一角に遠藤

今日は外野の一角に遠藤をチョイス。昨日興奮しすぎて触れるのを忘れていたが、9回の遠藤の繋ぎがとても大きかった。今日の抜擢はその流れを受けてのものだと思う。

初回ゲッツーからのいきなり先制を許すという嫌な流れで迎えた2回の攻撃だったが、連打で作ったチャンスで良くタイムリーを打ってくれた。次打者・木下の一発含めどの安打も価値があったが、やはり即同点となった遠藤の一打が今日のターニングポイントだったと個人的には思っている。

8回のタイムリーもお見事。今日はチームが作った流れをさらに加速させる働きが出来ていた。

キノタク リフレッシュからの一発

疲労や一昨日の死球を考慮して、昨日は欠場となった。そして、この策は大当たり!いきなり気持ちの良い一発を見せてくれた。

アルモンテの離脱により得点力の低下が不安視されていたが、その不安を吹き飛ばす。序盤の主導権を握るためにも、価値のある一発だった。

攻守ともに文句はなし。後はとにかく故障だけには気をつけて!

総括

あまり得意ではないマツダ、好調なカープ打線、アルモンテの離脱と試合開始前は不安が一杯だったが、昨日からの勢いを引き継ぐ良い試合でした。今日は活躍した選手が大勢おり、全員に触れ切れず申し訳ないです。それだけ今日はチーム一丸で勝った試合ということで、お見事でした!

明日以降も厳しい試合が続きますが、今のドラゴンズなら大丈夫。みんなでカバーし合いながら、勝利を掴もう!

泣いた【10/15 VS阪神】

ドラゴンズ

ドラゴンズ タイガースに勝利!

最後の方は涙目になりながら書きました。

松葉 ナゴヤドームと好相性

試合が作れない投球が続いていた松葉だが、ナゴヤドームではまだ負けなし。その好相性を今日も遺憾なく発揮した。

正直、今日の調子はそこまで良かったとは思わない。ボール1個分甘いなと感じる投球が多かったが、相手打線が尽く凡打の山を築いていった印象。まあこういった凡打を重ねていくのが松葉らしさではあるので、持ち味は出せていたのかな。ただ、次戦も好投できるかと言うと少し疑問が残る登板だった。

ナゴヤドーム以外では少し厳しいと感じる状態なので、今後はナゴヤドーム中心で投げさせるでしょう。ただ、そうなると次登板をいつにすべきか判断が難しい。

祖父江 悔しい登板

2点のリードがあり今日の試合はもらったと誰もが油断していたところで、まさかの3失点。今年の祖父江にしてはかなり珍しい乱調だった。

今年の貢献度を考えたら、今日の彼を責める人は誰もいない。勝ちパターンへの負担が増えており、疲労はかなり溜まっているでしょう。偶に打たれるのは仕方がない。たかが1試合打たれただけで、祖父江への信頼は揺るがない。大事なのは引きずらないこと。次回は上手く切り替えてくれると期待しています。

アルモンテ また故障

今日も幸先良く先制タイムリーを放ちやっぱり頼れるぜと思っていた矢先、故障で途中交代。全力疾走してからの故障なのであまり文句を言う訳にはいかないが、とにかく故障が多過ぎる。

チームの好調は間違いなくアルモンテのおかげなので、もし重傷であればAクラスがかなり危うくなる。そればかりか来季の補強方針にも影響を与えるので、今はただ軽傷であることを祈っています。

周平!!!!!!!!!

もう負けだと思っていました。誰が悪い訳ではもないが、悔しい負けだと書いていたところ、周平がキャプテンがまさかまさかの
サヨナラホームラン!!
もう負けだと勝負を諦めていてごめんなさい。今のドラゴンズは最後まで分からない。今のドラゴンズは強いんだということを僕自身が信じ切れていなかったみたいです。本当に申し訳ないです。

そして、
周平 本当にありがとう!
チームの危機に出たサヨナラの一発。それが周平の一発となれば、もう言葉に出来ない嬉しさ。本当に良く打った。流石、頼れるキャプテン!

気迫の完封で2位!【10/14 VS阪神】

ドラゴンズ

ドラゴンズ タイガースに勝利!

この良い流れでエース。負けるわけがないでしょう。

大野 気迫の完封。

今日は初回から球威十分。少し飛ばし過ぎじゃないと心配になるほど。それでも、最後まで投げ切る。勝ちパターンが投げられなかった試合で最高の働きでした。

初回は本当に完璧

今日の初回の投球は本当に凄かった。チームが2位浮上となる重要な試合に出番が回ってきたことを意気に感じている投球。いきなり2個三振を奪い、尚且つ球数はわずか9球。完璧過ぎる立ち上がりだった。

先日清水から立ち上がりについて質問され、立ち上がりは悪いものと割り切ってマウンドに上がっていると答えたみたいだが、どこが?全然悪いところが見当たりませんよ。大野自身が立ち上がりについてかなり悩んだこともあったのが、色々な経験を得て克服したということでしょう。言葉で後輩の背中を優しく押し、自分の背中で後輩が目指すべき姿を示す。チームを引っ張るという点でも完璧な投手です。

2年連続最優秀防御率も視野に

今日の好投で防御率は1点台となり、ランキングも1位に立った。昨年獲得したタイトルを今年も狙える状況となっている。このままの勢いでぜひ今季も取って欲しいね。

初回は完璧と言ったが、その反動か中盤は高めに浮く球もあり、正直危ない当たりもあった。でも、大丈夫。前回も言ったように名前で抑えられる投手にもうなったと思うので、いつもより少し状態が悪かろうと関係ない。大野が投げているだけで相手打線は萎縮し、逆に味方打線は躍動する。まさに今日がそうでした。これがエースの存在感!

打線も最低限の仕事を果たす

昨日と同様に良いアプローチが出来ている割りにはちょっと得点が少ない。ただ、相手先発の青柳は打ちづらい投手なので、仕方がない。先制点、追加点、そしてダメ押し点と1点ずつでも着実に得点を重ねたので、良しとしましょう。エースのお膳立てをするための働きはちゃんと出来ていたと思う。

総括

今季はCSがないので、Aクラスや2位は意味がないとかしらけることを言っているファンがいるが、ここ数年の暗い時間を考えると大いに意味があるでしょう。巨人との差はまだ大きいので優勝への道筋はまだまだ見えてこないが、その前にドラゴンズの本来の定位置、2位に戻ってくることが大事。負の連鎖を止めた先に必ず明るい未来が待っているとファンとしては信じていこう!

チャリーン!【10/13 VS阪神】

ドラゴンズ

ドラゴンズ タイガースに勝利!

5割の壁を越えて即貯金!良いリズムです!

勝野 制球が不安も試合は作る

良い球を投げているんだけど、球が高くて危なっかしい。初回以外失点をしなかったのは良かったが、走者を貯めると怖いのは相変わらず。

初回に手痛い一発

立ち上がりから球が高く、いきなり長打を打たれピンチに。糸井を空振り三振に取り2アウトまで漕ぎ着けたが、大山に甘めの初球を一発。

毎度毎度、初回の球が高すぎる。どの投手も立ち上がりには不安を抱えていると言うが、こうも似たような過ちを繰り返してはダメ。立ち上がりが安定してこれば、もっと楽に投げられ、もっと長いイニングを投げられると思うので、この問題の解決をそろそろ見せて欲しい。

コントロールは良かった

初回以外も危ないと感じる球が多く、コマンドには大きな問題を残した。一方で、もう一つの制球力、コントロールについては与四球0個と良かった。フルカウントになってからも弱気にはならず、きちんと三振を奪い切れたことが大きかったと思う。

酷評したけど

ちょっと辛口の感想となっているが、全体的には今日の投球良かったと思う。速球やフォークで空振りをきちんと奪え、カーブはカウントを稼ぐ球としてかなり有効的。そして、最後のピンチまでパワーピッチングを貫けるのは勝野の魅力でしょう。ただ、それだけ良いものを持っていると分かっているだけに、不安定な再現性には少し不満に思っちゃう。

打線は好アプローチ

もう少し得点を上げたかったが、ツキがないところもあったので仕方がない。序盤から凡打になった打球でも良いアプローチで打てており、打線全体の状態の良さを改めて感じた。今後も余程の好投手以外からはある程度の得点が期待できると思う。

ビシエド 完全復調かな

巨人戦でインハイの球を上手く腕を畳んであわやホームランという当たりを打っており、これをきっかけに復調して欲しいなと思っていたら、どうやらその通り状態が上がってきた。

今日は2本の長打、ともにタイムリーと勝利の立役者に。特に、2本目の長打は苦手なインコースの厳しいところを上手く捌いた見事な一打、流石です!

不調が長かっただけにまだ不安が残っているけど、今度こそは大丈夫だと信じて良いかな。

やはり2番がカギ

2番打者が出塁すれば簡単に点が入ると、今日は改めて痛感した。また、その打者が京田のような足の速い選手なら尚のこと。今日の流れを見ると、首脳陣が2番京田に拘りたくなる気持ちも分からなくはない。

ただ、安定感が無く基本悪い時の方が多いので、とても計算しづらい打者。京田の成長を期待していたファンも多かったと思うが、今はもう……。ガタイが良いだけに何か掴めれば、一気に飛躍するポテンシャルは秘めていると思うんだけどなぁ。

総括

勝ち試合にしては小言が多い感想となりましたが、全体的に良い試合でした。勝野がしっかり試合を作り、勝ちパターンがしっかり締める。打線も同点、勝ち越し、追加点と良いタイミングで得点を重ねていく。投打ともに良いプレーが多かったと思います。

ただ、勝ちパターンの登板が増えちゃっているのはやはり気になるところ。ということで、明日はエースの完投に期待しましょう。

やっと5割復帰【10/12 VS巨人】

ドラゴンズ

ドラゴンズ ジャイアンツに勝利!

ようやくここまで戻しました。後はやっぱり貯金が欲しいね!

福谷 驚きの修正力

投げては6回2失点、打っては勝ち越しのタイムリーと勝利の立役者に。本当、頼れる投手だね。

かなり苦しい序盤だったが、見事に修正。まだ本格的に先発転向して2年とは思えない順応ぶり。また一つ、福谷の信頼度が高まった投球だったと思う。

苦しい序盤

コントロールが良いというのは当然相手も知っているので、対策として初回から早打ち作戦。この策が序盤に苦しんだ原因の一つとなった。

初回こそ野手の正面に飛ぶ打球ばかりで助かったが、2回に捕まり2失点。京田のファインプレーがなければ、もっと取られていてもおかしくないイニングだった。福谷にしては高めに浮く球が目立ち、球威も今一つ。この状態の悪さと相手打線の早打ちが噛み合ってしまい、序盤は苦しい投球となった。

スライダーがマークされている?

今日福谷が苦しんだ原因の一つに三振がなかなか奪えなかったことも影響していると思う。特に、スライダーへの警戒がかなり強かったように感じた。

最終的に奪った三振は2個。ともにスライダー系のボールで奪った三振だが、綺麗に空振りで奪えたのは吉川尚からの1個のみ。追い込んでからなかなかスライダーで空振りが取れず、少し気味が悪い内容が続いた。

ツーシームに活路

序盤は苦しんだ福谷だったが、3回のピンチで迎えた坂本あたりからいつもの調子が戻り始め、中盤からは福谷ペースの投球へと修正できた。

修正できた理由の一つは打たせて取る投球へと切り替えたことだと思う。中盤からツーシームを増やしていき、ゴロに打ち取るという場面が目立った。このような切り替えをできるのが福谷の強みでしょう。

序盤は走者を背負ったら何点取られるか分からないという雰囲気だったが、中盤からは落ち着いて見ていられた。見事な修正力に改めて拍手。

打線に少し喝を

先制された直後にすぐ同点、勝ち越しとできたのは良かったが、追加点を取れる場面で尽く拙攻。状態が良くなってきた打線だけに少し喝を入れたい。もっと投手が楽に投げられる展開に出来たはずだよ。

阿部 見事な一発!

後出しで申し訳ないが、何か打ちそうな気がしていたんです。

前打者のシエラに対し急に速球のシュート回転が制御できなくなっていたので、甘めのゾーンに山を張ってくれたら面白いなと思っていたところ、その通りの打撃。自分の予想通り、見事な一発だった。

3、4打席目でも安打を放ち猛打賞。ともに阿部ちゃんらしい安打だったので、これを機に復調してくれると嬉しいのだが。

キノタクにはフレーミングがある

6回のチャンスでは最低限の働きをして欲しかった。確かに、勝負か歩かされるか迷う場面だったが、見逃し三振はダメ。こういうところで一本出せれば、誰も文句が言えない正捕手になるのに勿体ない。ただ、捕手の守備では良いプレーを続けているので、批判はここまでにしましょう。

昨日の感想で言い忘れていたが、木下のフレーミングにはかなり助けられているね。今日も8回の岡本へのアウトローで見事なフレーミングを。あれは多分ボールのように感じるが、それをストライクコールさせてしまう技術。他球団の捕手でもこのレベルはなかなかいないと自信を持って言える。

総括

福谷と勝ちパターンは今日も見事な投球だった。みんな疲れもあると思うが、今日はそれをあまり感じさせない投球で頼もしい限り。一方、打線は反省してちょーよ。折角、状態が上がってきたのだから、もっとガッツリ主導権を握れる攻撃をよろしくね!

着実な成長【10/11 VS巨人】

ドラゴンズ

ドラゴンズ ジャイアンツに勝利!

見応えのある内容で、締まった良い試合でした。

清水 好投もあと一つ

5回2/3で降板とあと一つでQSだっただけに、少し悔しい終わり方だった。

肝心の内容は速球、変化球ともに完璧。ただ、あと一つ制球だけは何とかしてくれい。

速球でも変化球でも

やはり昨年から格段に成長していると改めて確信した内容だった。あんなに制球を乱していたにも関わらず無失点で切り抜けられたのは、どの球種も質が良かったから。ちゃんとゾーンで勝負できれば、速球と変化球、どちらも勝負できるボールだった。

巨人のクリーンナップ相手にもフォークやカーブで三振が奪えたのは大きな収穫。速球は力強さが増し、フォークでは空振りが奪えるようになり、カーブは目線を変える球として有効。それらに加え、今日はカウントを稼ぐ球としてカットボールも良いアクセントに。球種がある程度揃っており、どのボールでも勝負できる。なかなか良い投手に成長してきたね。

後は制球だけ

荒れていた方がかえって打ちづらい投手みたいなので、コマンドは目を瞑ろう。ただ、コントロールだけはもっと安定させてくれい。暴れるのはストライクゾーン内だけに留めておくべし。

球威もキレも良いので、少々甘く入っても簡単には打たれまい。ただ、四球が絡んでしまうと、一発捉えられるだけで大量失点に繋がってしまう。球数を抑えるためにもコントロールの向上はやはり必須。

逆に言えば、コントロールの問題さえ解決できれば、かなり良い投手になると期待できる存在。

勝ちパターン 今日もサンクス!

6回の2アウトから継投に。谷元-福-祖父江と盤石のリレー!最後は点差が開いたので、藤嶋が締める。

谷元 ベテランの味

特に、今日は谷元の仕事ぶりに惚れた。清水がピンチを残して降板。しかも、相手は昨日、今日と絶好調のウィーラー。かなりしんどい場面だったにも関わらず、簡単に内野ゴロで仕留める。あまりにあっさりと抑えたので、本当に今ピンチだったのかと戸惑ってしまうほど。ベテランの味を今日も堪能させてもらいました。

今日は大福

一方で、福と祖父江は少しお疲れ気味かな。ちょっと焦げ臭い雰囲気にもなったが、それでも0を刻むのは立派。体力的に苦しいところだが、明日以降もお願いします。

周平 クラッチ&クラッチ

長打が増えないのであれば、クラッチヒッターとして成長して欲しいと思っていたので、今日の打撃は完璧。数少ないチャンスで着実に結果を残す。頼れる打者になったよ。

おまけに最後はチャンスで申告敬遠。相手からすればかなり嫌な打者に感じているでしょう。

ビシエドと周平

もうビシエドの後ろから動かせない。ビシエドの長打を警戒して逃げたら、周平が仕留める。ここの部分についてはなかなか良い流れを作れている。

総括

もう少し打撃の方が頑張って欲しいが、最後に良い繋がりを見せたので、まあ良しとしましょう。そして、今日は何と言っても清水の投球。高卒投手がなかなか育っていなかったチームだけに、清水の成長は大きい。まだ大きな問題はあるが、今後が本当に楽しみな投手になったね。

明日の先発は福谷。今日と同様に0を並べてくれると思うので、打線は早めの援護をよろしく!

大切な日にゴミのような試合【10/10 VS巨人】

ドラゴンズ

ドラゴンズ ジャイアンツに敗北。

高木守道さんの追悼試合という大切な試合で何故このような醜態を晒せるのか?

ヤリエル 非常に勿体ない

まだまだ若さが出てしまい、勿体ないとしか言い様がない。本人のコメントにもあるように今日も状態は良かった。それでも打たれてしまう。

問題となったのはやはり5回2アウトからの投球だろう。アンラッキーな当たりもあったが、打たれたのは必然。兎にも角にもスライダーに頼り過ぎ。他にも良い球種を持っているのに自信がないのか、ピンチの場面ではスライダーに偏る。木下が手綱を握れていないのも問題だが、ヤリエルも過去の失敗からそろそろ反省すべき。

まだ若い投手なのでこれも勉強と言いたいが、外国人投手でもあるのであまり悠長にはしていられない。投げている球は本当に良いと思うので、勿体ないが続く現状にもどかしさを感じる。

情けない打線

速球の球速やスピン量が凄いわけでもなく、変化球や制球も良いとは言えないレベル。にも関わらず、畠に7回まで無失点。情けなさ過ぎる。

背番号1が泣いている

特に、情けなさを感じるのが守道さんが背負った背番号1の後継者、京田でしょう。今日の試合でも初回からいきなり併殺打とチームの良い雰囲気をぶち壊し、結果的にこの拙攻が一番の敗因に。打線のブレーキとなる試合がとにかく多過ぎる。

首脳陣は期待して2番で起用し続けているのに、ずっと似たような失敗を繰り返す。初回大島が出塁するも京田がランナーを進められずという場面を何度見たことか。大島の調子が良いだけに、より一層悪目立ちをしている。

守備の上手さは誰もが認めるところだが、この打力はスタメン固定できないレベル。本人の成長に期待と言いたいが、その成長を待つのに一体どれほどの試合を重ねてきたのだろうか。

何度レジェンドの顔に泥を塗るのか?

ドラゴンズのレジェンドと言えば、間違いなく高木守道さんでしょう。にも関わらず、晩年の扱いが酷過ぎる。

第2政権退任時の愚かなファンのブーイング、そして今日の後輩たちの体たらく。これがレジェンドに対する報いだとしたら、あまりにも悲しい。弱いチームが歴史すらリスペクトできなければ、一体何が残るというのか?

モチベの差が明確【10/7 VSヤクルト】

ドラゴンズ

ドラゴンズ スワローズに勝利!

初回からいきなり二死満塁を迎えたりなど似たような流れから始まった試合。ただ、チーム状態に差があるので、分かれ目は必ずやってくる。

大野 状態が悪くても好投

今日はいつもより状態が悪く、なかなか楽に投げられるところがなかった。また、接戦であったことから慎重な投球を強いられていたため、余計に球数がかさむ。それでも、6回まで無失点に抑えたのは流石の一言。抑えた時とはまた違った意味合いの成長を感じる投球だった。

名前で勝てる投手に

そろそろ名前でも勝てているという感じがしてきた。相手も自分たちがエース級の先発じゃなければ負けを覚悟するというレベルの投手になりつつある。今日の好投は大野が自分の状態を冷静に把握できていたことが大きな要因だが、スワローズ打線の「大野は打てない」という刷り込みも影響していたと思う。相手からすれば試合前から打てない、勝てないと思わせられる投手なので、いつまでも味方でいて欲しい投手です。

打線も良いリズムで

石川の投球術の前になかなか決めきれない展開となっていたが、先制には成功し相手のリリーフ陣から2度追加点を取るなどリズムの良い攻撃は出来た。

頼れる3人の外国人打者たち

3人ともに打点が付く活躍!

ビシエドはまだ本調子でないものの先制打を放ち、期待の新戦力・シエラはタイムリーやチャンスメイクなど着実な仕事を今日も見せる。

そして、今日のヒーローは間違いなくアルモンテ!最初の3打席は全打席出塁しており、先制点にも貢献。4打席目にはトドメとなる一発と文句なしの大活躍!お見事です!

ビシエドは来年まで契約があるが、アルモンテとシエラは不透明。少し前までは新外国人打者の獲得に動く可能性が高いと予想していたが、最近の彼らの活躍を見ると迷っちゃうね。ともにナイスガイな選手だけにドラゴンズにずっといて欲しいけど、優勝を本気で狙うためにはグレードアップも必要。オフに向けて嬉しい悩みです。

総括

まだ上位を目指しているドラゴンズと最下位争いのスワローズ、モチベーションの差がかなり大きい。昨日、今日だけでなく前回のカードから感じていたが、正直負ける気がしない。勝つビジョンが見えず何となく野球をやっている相手に取りこぼさず勝てているのは、ドラゴンズがようやく復調してきた証だと思う。逆に、他球団に対してまだまだ偉そうなことを言える立場ではないが、スワローズの状態が少し心配になる試合が続いている。